Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


6月16日

 今朝のりんごちゃん。小さめだがうんちを二つし、薬をチーズとささみおやつに挟んだものと、グレインフリーチキン味缶詰を半分以上食べる。


 いなばのレトルトパウチフードは食べなくなった。缶詰を買ってこないといけない。ドラッグストアで130円が110円になっていたものを試し買いしたが、もう少し買っておけばよかった。
 とはいえ、飽きて食べなくなったら無駄になるので、やっぱり少しずつ買って試すしかない。

 昨日、今日と、抗生剤が効いているのか調子はいい方だ。投薬前は呼吸が浅く早くなる時があったが、それも見られない。感染症が収まってきているのかも。

 油断はできないけれど、一安心している。うれしかったので、寝る前にモンハンライズの闘技大会をやる。イヤンクックでライトボウガン2分35秒を出した。自己ベスト更新。
 あと5秒削ればSランクだったが、これが限界。でも、久しぶりに集中してやれたので楽しかった。気兼ねなく過ごせるというのは、本当にありがたいことだ。
 昼間に一緒に遊んでくれたうさぎ好きのお友達にも感謝する。

 父が存命で小学校の用務員をしていた頃、私が深夜帰宅すると、玄関の風除室に見慣れない段ボール箱があり、キティちゃんの大きなバスタオルが掛かっているのを見つけた。
 何事かとタオルをのけたら、中に小さな雑種のうさぎが入っていた。そりゃ驚いた。箱の中には、食料なのか、何かの草とニンジンがあり、ニンジンは先っちょが少しかじられていた。

 恐る恐る抱き上げると、うさぎもおびえて身を固くしていた。とても軽く、骨がごつごつしていた。
 うさぎは、なでてもあやしても、心を開かなかった。ただじっとして、早く終わるのを待っていた。

 父は家でうさぎを飼うつもりなのか。そうなったら、うちの犬と共存できるのだろうか。
 あと、どうやって飼ったらいいか、ニコタのうさぎ好きのお友達に聞いてみようと真剣に悩んだ。

 朝、起きてみるとうさぎは家の中にいた。母もかわいいなあと言ってなでたりしていた。りんごちゃんに見せたら、「ワン」と小さく一声言って警戒していた。生まれて初めてうさぎを見たから無理もない。うさぎがりんごちゃんを見返すと、りんごちゃんは解せない顔で後じさりしていた。

 父に問いただしたら、勤めている小学校で飼っていたうさぎががんで死んで、代わりに自分がペットショップで買ってきたという。3000円くらいだったらしい。
 自腹で買うとかお人よし過ぎる。それだけ、父は学校や先生方、子供たちが大好きだったのだ。ごく小規模校なので、みんなの結束が固いのである。
 
 その後、うさぎは子供たちのお世話でなつき、呼べば飛んでくるほど元気に暮らしているそうだ。
 がん、という言葉を見聞きするたびに、時折、このエピソードが思い浮かぶ。


 闘病ブログが日常ブログになることもある。それは幸せなことなのだ。読む人にとってはつまらなくなるかもしれないけれど。
 
 明日もりんごちゃんに会えますように。




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