Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


7月3日

 2日。

 りんごちゃんのおなかの内出血が広がって、腹全体が赤紫色になっている。
 腹膜炎になっていないか心配したが、症状は見られない。
 左前足のむくみはだいぶ取れた。

 薬は、砂糖水と犬用ミルクを混ぜた液に止血剤と抗生剤を砕いて溶かし、注射器で飲ませる。あまり抵抗なく、素直に飲んでくれる。

 液体食はぐい呑みから自分に必要な分だけ飲んだ。馬肉ジャーキーも少し食べた。 体調が良かったのか、わりと食欲があった。ちゅーるを1本完食する。

 歩く力もある。特にひどく痛がることはなかったが、呼吸の仕方が浅い時がある。便通が悪いか、圧迫感で息苦しいのだろう。出すと表情が和らぐ。いつもの顔だなと感じる。

 日中は居間のこたつ卓の下で、ぐっすり眠っていた。カーテン代わりにバスタオルを1枚掛け、即席のハウスにする。卓の下にはジェルが入ったひんやりシートが敷いてあるが、そこが気持ちいいらしい。東北地方なので今の時期は肌寒い日もあり、格別暑くないのにそこを選ぶ。
 内出血は冷やすと良いらしいので、本能的にそこを選んでいるのか、あるいは、床が固い方が腹の圧迫が少なくて楽なのかもしれない。

 夜も不快にうなることは少なかったが、寂しいのか、母や私が傍にいても、切羽詰まったようにクークー鳴いた。
 
 3日。
 朝方、りんごちゃんがクークー言っていた。眠くて放っておいてしまったが、その間に、犬用ベッドでおねしょをしたらしい。居場所がなくて、我々に教えていたのだろう。
 ベッドには大判のペットシーツ、その上にバスタオルが敷いてあった。
 風呂場でバスタオルを洗ったが、完全には黄色い染みが落ちなかった。洗濯が厄介なので、これは介護用のおねしょシーツを買うべきだろう。

 せっかく買っても、それから間もなくして亡くなるようなことになるのが怖い。入院中の父に買った口腔ケアスポンジが大量に余ったトラウマが、今でも残っている。
 でも、母は汚れたタオルを捨てると言うし、毎回汚れるたびに買う財力は家にはないし、やっぱり必要なのかもしれない。




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