わたしたちは夢見る子どもじゃいられない その1
- カテゴリ:人生
- 2021/08/22 22:24:03
2021年2月25日、『April Dream』プロジェクトが日経新聞の全面広告で告知された。
「4月1日。日本中のウソつきよ、ヒーローになろう!
今日、April Foolに夢を発信するヒーローになってみませんか。
ウソでみんなを驚かせるんじゃなく、夢でみんなを驚かせて、
小さな希望を作ってみませんか。
ちょっと不安に包まれそうな今だけど。だからこそ。
夢を声に出して、文字にしてみる。
その夢に勇気をもらう人がいるかもしれない。
その夢で明るい顔がひとつ増えるかもしれない。
今日、生まれたたくさんの夢で、
たくさんの叶えたい未来をつくっていこう。
もう、ウソをついてしまった人でも大丈夫。
さぁ、今すぐ夢を!
男の人も、女の人も、子どもも、
おじいちゃんも、おばあちゃんも、みーんな。
ヒーローになってください!
April Dream 4月1日を夢の日に。」
主催はPR TIMESで、4月1日を夢で溢れる日にして、わくわくする未来にしようという趣旨で、今年は第2回となる。
一方、多摩大学の事務職員として学生のキャリア支援をする高部大問氏は「ドリームハラスメント「夢」で若者を追いつめる大人たち」の中で、
就活でかならず「あなたの夢を教えてください」と聞かれ、小学校の時から「将来の夢は?」と夢を持つことを強制され、夢に囚われることなく生きたいという若者が増えているという。夢が若者に対するハラスメントとなっていて、彼らは苦しんでいる。
子どもたちに夢を持たせることで、学習意欲や労働意欲のモチベーションを上げて、非正規雇用労働、ニート、引きこもりなどの問題の解決につなげる大人の都合でもあるのだが、
橘玲氏は「無理ゲー社会」の中で、「自分らしく」生きなければならない現代では、家族が強制する夢は個人を抑圧するため、「夢はひとりひとり」で持つしかなくなった。そのため「自分だけの夢」を持たなくてはならなくなったため若者たちは夢で溺れているという。
わたしたちが生きている世界は、本当に残酷で公平でも平等でもない。それでも日本国憲法には法の下の平等を謳っているために、公平と平等を一緒くたにして誤解している人たちは「わたしたちは平等ではない」と騒ぎ立てる。だから、小学校の徒競走で全員が同時にゴールするなんてとんでもないことが行なわれる。
公平とは機会平等のことで、全員が同じスタートラインに立つこと。平等とは結果平等のことで、全員が同タイムでゴールラインに入ること。もちろん、人には能力差があるから同じ条件で始めても絶対に差が出る。勉強もスポーツもどんなに努力しても、才能があってもっと努力する同級生に追いつけないことばかり起こる。例えばプロサッカー選手になってメッシみたいに活躍すると夢を持っていても、途中で才能が足りないことに気づいて諦める。自分の能力は自分がよく知っているから、メッシと同じようにビッグクラブで自分が活躍することが公平だとは普通は考えない。
夢というのは叶うものもあれば叶わないものもある。しかし、夢を背負わされることで、自分では望んでなかった競争にさらされてしまう。それは、やはり自分らしさではないと彼らは悩むのだ。
続く。
こんにちは^^コメントありがとうございますm(__)m
ガラスの天井は能力があれば男女限らず破っていけるものなんですが、そこまで行けない人たちがかならずいてってこともあります。
高校も大学も無償化されても、勉強は好きじゃないし、税金は結局頭のいいやつだけに使われるとか。
メリトクラシーは知能による分断で、ほとんどの人が振り落とされるという恐怖もありますね。
でもなりませんでした(^^;
2001年宇宙の旅なんてすでに20年前に希望も何もみごと打ち砕かれましたしww
まあ、一部の悪い奴が幅を利かせていたとはいえ今の監視社会より悠に自由はありました。
ただ、女性の立場からすると現代の方が自由は多く特に若い世代の人は古風で窮屈そうな過去には戻りたくないどころか、もっと自由にやらせて欲しいでしょうね#^^)
(隠し文)↓
子供を産んで家の事をするだけが人生じゃない! もっと色んな事をしたい!って女性にとっては、素晴らしい未来。 しかし、何もしなくても良いから都合が良いって考え方もあります。
現代でもそれなりに頑張れば地位のある職種にはつけますし、日本から出ればもっと活躍できる国や場所もたくさんあります。特に女性は国際結婚すれば男性に比べ比較的簡単に他の国の国籍がとれます。
子供の頃から外国語の勉強をして資格を取得して、好きな国で活躍したいと今海外で働いている女性を何人か知っています。
確かにハードルは高いかもしれませんが、男性だって第一線で活躍するには並みの努力では大変難しいですので、kiriさんのお考えのように 誘導に載せられない知恵を付ける事も必要なのでしょうね。
こんにちは^^コメントありがとうございますm(__)m
自分で持っている夢はいいのです。その夢をなぜ就活で発表しなきゃだめなのか、人に言わないとだめなのかってことですね。
今のサラリーマンはアスリート並みに結果を残し続けなければ会社で残れないって残酷なレースです。
はみ出さないで 考えている人も多いと思います。
自分もそんな感じです。あるとするならば途方もない夢ではなく 身近な夢
そして それが叶えばそれの延長線に期待できるもの それでも十分に夢な気がします。
いつでも再スタートが切れるような世の中であって欲しいと願望は持ちますが
学歴からの就職戦線からのそのまま会社に留まってというラインは日本人の得意する反面
ものすごく合わないなどで辞めていく人もいるので
メッシですか まあご飯を食べる方法があれば とか これも負け犬根性なのですかね
たしかに凄いけど ああいう風に どうだってやれれると気分が落ちんでいる時は
あーはいはいってなりますね 確かに(~_~;)
では~
こんばんは^^コメントありがとうございますm(__)m
トレンドが何年かおきにリバイバルするという単純な話だといいのですが。
メリトクラシーは教育がすべての人を幸福にするという信念から始まっているから、間違っていたとしても恩恵がある人たちは認めないでしょうね。
こんばんは^^コメントありがとうございますm(__)m
リベラルの問題点として、わたしとあなたは同じ人間なのだから同じ能力のはずという考え方があります。
わたしは努力して東大に入ったのだから、あなたも一所懸命努力すれば勉強ができるようになるはずといったことで、自分ができることは相手もできると考えがちで間違ったとは認めません。
ゴールがあるとモチベーションがあがるはずというところからスタートした経験があって講義のプログラムになっているのでしょうけれど、彼らがいうダイバーシティとは反するのですよね。
いわば、夢、目標はなんだ?という自己紹介兼用課題だったんですが、
わたし、「ゴールは無い。」だったんです。
ほんと、なかったんです。
もう既に事業も始めていたし、軌道に乗っていましたから、
今さら、これ以上、どーこーする気もない・・・
それこそ「ゴール・ハラスメント」の渦中に落ちましたよ。
うーん、やっぱり今もないなあ。
おはようございます^^コメントありがとうございますm(__)m
橘玲さんは、資産形成の本でずいぶん勉強しました。ローリスクローリターンの資産運用はかなり役に立っています。メディアで言えないこともズバズバ書いていますね。
おはようございます^^コメントありがとうございますm(__)m
小学校に入学したとき、将来の夢のタイトルで作文を書かされたのですが、当時の担任にかなり現実的に直された記憶があります。子どもだから荒唐無稽な夢を書いたのですけどね。あんまり荒唐無稽だと厨二病って言われますね。。
全くもって、その通りだと思っております。
そーじゃない夢があるんで(笑)
人前では、できるだけ小さくて下らないと自分では思ってる夢をいいます。
目の前にいる大人の器が私の夢を理解できないと諦めてましたねー。
人の夢を聞く前に自分の夢を語って見ろよ、お前
みたいな(笑)