Nicotto Town


彩の松ちゃん


有権者の動向をつかめない衆院選

実際のところ大半の有権者はどこのだれに投票してよいか困ってしまっていると予想する。なぜなら支持したい候補者がいないことだ。

もともと支持する候補者がいる人や労働組合などの組織推薦候補者がいる人なら悩むことも無いだろうが、この衆院選の公約では、まず新型コロナ対策が最大課題であり、次に財源を考えない経済対策などの他何でもかんでも並べているところが、与野党のどちらも変わり映えの無い公約の羅列としか見えないので、有権者も冷めていると見える。

それに反して期日前投票が増加しているのは何故だろうと思うが、折角の行楽解禁の日曜日だから投票所に行っている場合じゃないから期日前に行っているだけだろうから、日曜日の投票率は下がるだろうと予想する。

投票率が上がるとすれば無党派層の動向であるが、これだけ違いの無い公約を並べられると無党派層が投票所に足を運ぶのは期待できそうも無いから、それなりの投票率となるだろう。

そもそも財源不明の公約を聞かされても税金を払っている有権者は、本当に出来るのかと疑問に感じるだろうし、現金が今すぐ欲しい人でもすぐもらえるわけでもないし、投票用紙に書くまで誰を入れるか考える人もいるのではないでしょうか。

結論として、与党か野党しか無いんだけどね。(´艸`)

新政権では、真面な国会討論中継を見たいところである。




ところで選挙演説で、①拉致問題、②沖縄基地問題、➂北方領土問題が全く候補にも挙がらない。
新型コロナと経済対策は目先のことだから対応するのは当たり前だけど、たとえ与野党どちらが勝利しようと、長年抱えている問題について対応していかなければならないはずなのだが、誰も言及しないのはやる気が無いのだと思うしかないのである。



さて動向と言えば株価が一向に上がらない。
今月、緊急事態宣言が解除されたにもかかわらず、株価は徐々に下げているが、原油相場高騰で資金が原油へ流れているのか、それとも次期政権への期待が薄いのか、はたまた手持ち現金が無くなって決済が増えているのか、理由が分からないが株価を見るかぎり経済が上向く気配はしばらく無いだろうと感ずる。
お金持ちならナンピンで突っ込むんだろうなとイメージトレードしてみるしかないのである。



話は飛ぶが、世界には3000もの石炭を使う火力発電所があり、大半を中国が占めるようであるが、石炭の使用量が増えている最大の温室効果ガス排出国として、火力発電所をどうやって閉鎖するのか気になるところである。




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