Nicotto Town



Kaya「Ophelia」感想

原点回帰を謳ったソロシンガーKayaのシングルです。

Kayaと言えば俺はライブで2度見たことがあります。
初回はMoi dix Moixのツアー前座でSchwartz Steinとして、
2度目はソロになってから、VersaillesやJukaと回った日本耽美革命で。
どちらも彼が目的で見に行ったものではなかったんですが、
実際に目にすると一気に引き込まれるステージは圧巻です。
おそらくVersailles目当てでkaya曲を知らないであろう客が中心の中にあって、
曲が始まった途端に会場の一体感が高まったのは非常に印象的でした。
トランス調のアッパーな曲の合間には客を笑わせる巧みなトーク。
オカマバーのステージと言ってしまうと少しアレなんですが、
しかし彼(?)のステージを端的に言うならそういうことです。



今回の曲は原点回帰というとおりSchwartz Steinの盟友Hora氏が提供です。
と言っても、ソロになってからもHora曲というのはかなり多いんですが・・・
ハムレットの悲劇のヒロインをモチーフにした叙情的な歌詞を、
リリカルに飾られたトランスに乗せて歌い上げています。
謳い方もここ最近の優しい歌声と言うよりは以前の力強さを強調し、
雰囲気としてはCurrentに近いかもしれません。

カップリングのRose Kingdomでは、
Kayaのもう一つの魅力ともいえる女王様な曲調が楽しめます。
聴いたことがないという方には入門編としてオススメしやすいシングルです。

そしてCDを聴いて気に入った人はもちろん、あまりハマらなかった人も
ぜひライブは一度は見てみて欲しいと思います。
ダンスあり笑いあり、誰でも楽しめる面白いステージですよ!
この曲もそんなステージを思い浮かべるとさらに魅力が増します。



技術★★★☆☆
個性★★★☆☆
歌詞★★★★☆
旋律★★★★☆
印象:ライブ定番の悲しげながら美しく力強いトランス




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