Nicotto Town



なるほどこういう考え方もあるのか・・・。


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プーチン氏が停戦を望むであろう理由
パリ(CNN)
 ウクライナにおける戦争を直ちに停戦状態に持ち込むことは、事実上ロシアのプーチン大統領にとっての勝利を意味するだろう。

開戦から9カ月、ロシア側が抱いた迅速な占領への期待はものの見事に打ち砕かれた。同国の軍隊は、ウクライナ東部と南部に沿って伸びる1000キロ余りの戦線の各地で守勢に回っている。

なるほど、停戦や協議は現時点でロシアの指導者に可能な唯一の勝利への道かもしれない。彼の人的資源は疲弊し、武器の供給は先細りしている。

同時に西側諸国の意思も衰えつつあり、ウクライナにとって同様に害を及ぼしかねない状況となっている。プーチン氏がそれを当てにしているのは、まず間違いない。

「早すぎる停戦がもたらすのは、双方の再軍備だけだ」。シンクタンク、新米国安全保障センター(CNA)でロシア研究の責任者を務める第一級のロシア軍専門家、マイケル・コフマン氏はインタビューで筆者にそう語った。

「加えてロシアは現状最も不利な立場にあるので、停戦から最大の恩恵を被るのはロシアになるだろう。その後で戦争が再開される。つまりあらゆる停戦がもたらすのは、戦争の継続に他ならない。そんなことをしても戦争の根本的な問題は何も解決しない」。同氏はそう指摘した。

すでにロシアは再軍備を開始していると、専門家らはみている。コフマン氏によれば、「弾薬の供給力」は「この戦争の最も決定的な側面」だという。「900万発の弾薬を使い切った場合、1カ月でそれを作ることはできない。従って問題は弾薬の生産率と、それを集める能力だ」と、同氏は付言した。

コフマン氏が引用した入手可能な情報が示す通り、ウクライナの前線に沿って繰り広げられてきた交戦での主要な要素である軍需品は、ロシアにおける1日2交代制から製造される。一部の工場では3交代制も敷かれている。これは「ロシア側が構成部品を持っていることを示唆する。そうでなければシフトを2倍、3倍にはしないだろう」(コフマン氏)

「ウクライナ人が交渉をどのように理解しているか想像してもらいたい」。ウクライナのポロシェンコ前大統領は21日、外交問題評議会(CFR)でそう訴えた。「自分の家でくつろいでいるときに殺し屋が入ってきて妻を殺し、娘をレイプし、2階に居座る。それから2階に続くドアを開けてこう言う。『オーケー、入って来いよ。交渉しよう』。あなたならどう反応するだろうか?」

 

現実には、交渉が絡むどうかにかかわらず、いかなる停戦も実質的な価値をほとんど持たない。停戦すれば、ロシアに一息つく時間を与える。軍事的に一段と追い詰められている同国はそれを是が非でも手にしたい状況にある。

ドハティー氏や多数の専門家らはしかし、停戦の実現の如何(いかん)にかかわらず西側諸国はウクライナ軍の能力の増強に動く必要があると確信する。

「そうしなければ、ロシアはただ現状をやり過ごすだけになる」と、ドハティー氏は強調する。今やウクライナ軍の秋の攻勢で押し戻された後、「ロシア軍の守るべき前線はより狭まっている」。

 

同氏はまた、ロシア軍にとって「動員兵と砲弾の応酬は望むところ」だと指摘。ロシア側の予想では、「時間と共に北大西洋条約機構(NATO)及び西側の同盟国、ウクライナはそうした応酬を続けるのに嫌気が差す。そして最終的に交渉せざるを得なくなる。それこそがプーチン氏の狙いだ。そこは完全に確信が持てる」と、ドハティー氏は述べた。

そうは言っても歴史が示すように、いかなる停戦協定をプーチン氏との間で交渉後に結ぼうと、結局それは無意味なものであることが明らかになるだろう。ポロシェンコ氏が以下のように述べている。「プーチン氏とやり取りを交わした個人的な経験から導ける要点の第一は、同氏を信用してはいけないということだ」。当然ながらプーチン氏本人は、ウクライナの支配権を握るという自らの最終的な目的にそぐわなければ、いかなる合意も守ることはないだろう。

 

現実問題として、米国と西側の同盟国に必要なのは長期的な視野だ。プーチン氏並びにクレムリン(ロシア大統領府)にいる同氏の潜在的な後継者と同じくらい、遠い先の未来を見据えなくてはならない。ここでの重要な問いかけは、果たしてどこまで戦闘に対する関与を貫けるのかということになる。
https://www.cnn.co.jp/world/35196587.html
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↑しかしロシア国内での戦死者が増える事は町が無い事で其れに対してどれだけのロシア国内の人々が其れを認め続ける事が出来るだろうか?

イギリスを始めアメリカも或いは其の他の国々も更に武器供与を強化するだろう。
ウクライナにとって望む停戦はロシア兵が居なくなる事であってウクライナを持って支援し続けて欲しいと言う事をウクライナは言い続けて居る。

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フランスのボルヌ首相は3日、議会で演説し、ウクライナでの戦争は続くが、フランスは準備が整っており、ロシアにとって戦争の代償を耐えられないものにしたいと述べた。

ボルヌ氏は、ロシアがさらに違法行為の実行や紛争の激化に向かう可能性が高いと指摘。フランスは、ロシアによる侵攻に直面しても、フランス人の保護でも弱腰になることはないなどと語った。

ボルヌ氏によれば、フランスはウクライナに2億ユーロ(約280億円)の支援を行っているほか、2500トンの物資を送り届けている。
https://www.cnn.co.jp/world/35194082.htm
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私はプーチンはロシア兵を母親の元へ返すと名目で停戦をした方が良いと思うけどね。

此のまま続けても死んだロシア兵は帰って来ない。
つまりロシア兵の死者数は増えれば増える程プーチン氏の立場は危うくなる。
するとまた内部でプーチン氏の内部不信感が増してあの長い机の端と端で話すような異様な状態になる。
何人の近辺を殺しても彼が安眠できる日は来ないだろう。
寧ろ民衆の支持を失わない内に停戦をした方が良いと思うのだけどね。

プーチン氏も其れを気にしている様で
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プーチン氏、動員兵の母親に「人は必ず死ぬものだ」…ロシア軍部は「10万人死傷」想定か
ロシアのプーチン大統領は25日、モスクワ郊外の公邸で、ウクライナ侵略を続けるロシア軍の兵員補充のため招集された動員兵の母親らと初めて懇談した。プーチン氏は「痛みを共有している」と述べ、兵士の家族に寄り添う姿勢をアピールした。一方で「人は必ず死ぬものだ」と述べ、兵士の生命を重視していないように聞こえる発言もあり、動員の長期化や拡大への懸念が強まる形になった。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/
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