Nicotto Town



駅弁の食中毒

①弁当食中毒の記事を読んだ。

弁当で食中毒 患者数394人に拡大 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6476557

“吉田屋”弁当 不良種類の数 八戸市の発表と一致せず 59種類全調査へ 33都道府県に2万個超流通 | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/738763?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink&ex_position=r1&ex_id=743334

 「吉田屋」聞いたことあるような、無いような
  ありふれた親しみやすい名称だなぁと思い検索した。

というのも全国各地に被害者がちらばっており、今現在わかっているだけで394人なので、弁当チェーン店なの???と思って。

その結果わかったこと、駅弁の製造元でした。
 公式サイト
  https://yoshida-ya.net/bento/

の弁当一覧を見て、びっくりした。

 だって、新幹線の構内で売っているおなじみの弁当の数々だったから・・。
 しかも「銀座九兵衛」とか

 「分とく山」:これは 見た記憶がない、たぶん、というか私がスルーするタイプなので印象にのこってないだけかも(;^_^A
 など まさか 青森県の弁当屋が作っているとは思わないネーミング。

 さらに 新幹線車両名をかぶせた弁当に至っては、
 9月16日 問題の日に 私が買おうかなと思った弁当ではないか!(量が少ないのでやめた。でも 子供が小さかったら絶対買ってたw)

 以下省略するが わりとなじみのある弁当の数々

 私は わりと海鮮系が好きなので‥やばかった。

というわけで、駅弁屋さんなら 被害者が全国に散らばるのも納得

しかも まさか駅弁で食中毒になんて夢にも思わなかったので かりに当たっても、旅先で食べた別の飲食物を原因だと思ってしまいそう・・
 そもそも 食中毒というのは、患者側に症状に関する知識が無いと 食中毒だとは気づかず 腹痛etcの症状の激しさに青息吐息するし、医者も、食中毒を疑ってもあとくされを嫌がって、患者が 食中毒の可能性を強く訴えない限りは、流してしまうものなのだから(私の実体験)

 まして 旅先だと、入院せずに自宅に帰ることを優先する人も多いだろうから。病院は応急措置ですまして・・まして発症するのが連休中だと。

 ゆえに 隠れ患者の実数はもっと多いかも・・

・駅弁の食中毒は 患者の把握がむつかしいから、公になりにくい。
同じ店で食べた集団発生と違って、販売店から遠く離れたところでバラバラに発生するから、食中毒とカウント・届け出されにくい。

・しかし 大手の弁当製造者なら、まして新幹線の駅構内で売られるものなら、患者が全国26都道県 394人に広がるというのもうなづけるし、実数はもっと多いかも

・これからは 駅弁の製造元を確認してから買おうかなぁ・・
 でも 大手の方が衛生管理がしっかりしている可能性もあるしなぁ・・ 悩ましい

 と同時に、吉田屋さんの今後が心配です。
 
 業者としても客としても、同一工場で大量生産される駅弁が持つリスクに気づき 愕然としました。
 生産者側は リスクヘッジとして「損害保険」を掛けるという手もありますが・・

② 食中毒の原因として現在調査中なのが
9月16日と17日に製造・納品した「商品不良」の弁当』の外部委託の米飯の温度「通常より熱かった」 岩手県の委託業者から2日で約1.5トンを納入

これらに使用されている米は14日と15日のともに午後9時から10時頃に岩手県の委託業者から吉田屋に納入された」

14日の納入分について吉田屋は盛り付けをしようとした際「通常より熱かった」ため真空冷却機で冷却」

14日に納入されたものは冷却前の米の中心温度は45℃で、30℃まで冷却」 15日分については 調査中

八戸市保健所が23日に、食中毒患者の便と吉田屋が製造した未開封の弁当から「黄色ブドウ球菌」や「セレウス菌」が検出されたことなどから、店の弁当が原因の「食中毒」と断定。食品衛生上の危害を除去するまでの期間を予測することができないことから9月23日(土)から原因の究明と再発防止の措置が取られるまでの間、吉田屋の営業の全部について禁止を命じ『営業禁止処分』としました。なお「吉田屋」に関しましては17日より営業を自粛」

ということなのだが・・

黄色ブドウ球菌
 菌自体は熱に弱いが、この毒素は100℃20分の加熱でも分解されません。酸素のない状態でも増殖可能で、多少塩分があっても毒素をつくります

 潜伏時間は30分~6時間(平均約3時間)で、はき気、おう吐、腹痛が主症状です。下痢をともなうこともあり、一般に高い熱はでません。
 黄色ブドウ球菌|「食品衛生の窓」東京都保健医療局 (tokyo.lg.jp)
 https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/micro/oushoku.htmlより

・ということなので、飯の熱さと直接的には関係ないような気もする
 むしろ 作業員由来なのでは??

セレウス菌 
 日本では嘔吐型 西洋では下痢型・嘔吐型

 983 年から1999 年までの17 年間に発生した食中毒総数19,937事例のうち、セレウス菌食中毒は201 事例、患者数7,697 名で、いずれも1%程度

 穀類と複合調理食品によるものが大部分 (嘔吐型)
 消化酵素や熱、酸・アルカリにも安定
 (↑つまり汚染されたらもう終わりということ)

 潜伏時間は30分〜5 時間で嘔吐


(国立感染症研究所  https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/427-cereus-intro.html より)

・ということなので、飯が感染源としての疑いが強いけど
 飯の温度とは関係なさそうな気がする。

 もし 冷却しようとしたことから 汚染されたのなら・・
 いかれころですね><

それにしても、弁当の飯が 外部委託で納入されたものを使っていたこと言うことにも\(◎o◎)/!

・やっぱり 「弁当の大量生産」という生産体制そのものが
ハイリスクだったということなのかな・・・

・あと 記事にするときには 駅弁の「吉田屋」みたいに
 注釈をつけておいて欲しい。
  さらに 販売店・販売駅名も

セレウス菌の嘔吐毒の簡 易な検査方法は開発されていないため、検出菌株や食品中の毒素を検出することは困難」
ということなので、食中毒患者で病院に行った人も 医者が 食中毒として保健所に届けていない確率が高いという思う
 (医者は 確定できないことは 報告しない。
  「~疑われる場合は」なんて 届け出なかった医師への免罪符として用いられているのが現状です!)

 だからこそ、公益のためには、取扱店の明示、駅弁への注意喚起を
毎回記事にのせることが必要だと思う
 風評被害云々よりも、市民の健康を守る事こそが報道の役目でしょうに!!

(字数制限でコメ欄へ)

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2023/09/26 19:48
(本文の続き)

・それにしても 青森県の弁当屋が岩手県の外部委託の業者から米飯を毎日トン単位で購入して作った弁当を 各地に降ろしていたとは・・・

 駅弁の世界って すごい。
 もうちょっと調べてみようかな

 新幹線の車内販売がなくなり、駅弁の時代になったから
 
 ある意味 流通の「資源浪費」型弁当=駅弁かもしれない

 それを言えば スーパーや宅配のニチレイなどの弁当も同じなんだけど・・



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