Nicotto Town



私もね此のNW記事と似た考え。


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今、ジャニーズを切るより企業がすべきこと...必要なのは懲罰ではなく「影響力の行使」

<性加害を受け契約を解除する広告主が相次ぐが、安易なリスク回避はかえって問題の温存につながる。また広告代理店やメディアにも講じるべき具体的な再発防止策がある>

この会見をもって問題は次のフェーズへと移行した。ジャニーズ事務所のタレントを広告に起用してきた企業が続々と起用を取りやめる動きを見せたのだ。一連の動きに対する社会の反応を簡単に整理するとおおむね3つの立場に分けられるように思える。 第1にジャニーズ事務所の解体、所属タレントも含めた厳しい社会的制裁を求める層がいる。東山が「鬼畜の所業」とまで断じた性加害行為を事実認定しながら、事務所が今までのような形で利益を出すことは許されないという考えは一つの筋ではある。 第2に事務所を擁護する従来からのファンクラブ会員など熱烈なファン層が存在している。一般的に、批判が集まる時期にこそ結束するという心理はさまざまな社会、団体で観察されるものだ。 第3にジャニーズ事務所、および現在のメディアや広く芸能界に対して状況の改善を求める人々だ。改善には事務所からの適切な補償案、契約関係にある企業からも再発防止策を求める責任が含まれる。 私の見解では同事務所の再発防止特別チームの調査報告書や、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」、および彼らに助言する弁護士も第3の立場を取っているように思える。


アサヒのように過去の調査不足を明確に認めた上で所属タレントの起用見直しを早期に表明した企業もあるが、起用を続けながら「責任ある広告主」として、再発防止に向けて行動計画の提出を求める(朝日新聞、9月14日)P&Gのような対応もある。

「国連が出した『ビジネスと人権に関する指導原則』でも、取引停止(=契約終了)は最後の手段だ。ジャニーズ事務所との取引は経営上のリスクだから早急に切ればいいというやや乱暴な考えが横行しているように見える。それでは問題は解決しない。 影響力を適切に行使し、相手に対して『当社はこういう問題意識を持っている。この時期までにこれこれの改善策の実施を求める。改善できないのなら必要な措置を取る』と具体的な改善策を求めるなど段階を踏んでいくのがスタンダードな手法だ」

<正義や善意で解決しない>

契約の終了でかえって監視の目が届かなくなることで問題が温存されたり、タレントたちの働く場を奪って生活基盤が脅かされたりするという新たな人権問題が生じるリスクがある。それを避けるのが「ビジネスと人権」アプローチだ。一連の対応を見る限り、一見すると穏健なP&Gの対応が最も国連の指導原則にのっとっているといえそうだ。 興味深いのは当事者の会もまた懲罰的な契約終了、個別の番組出演やドラマや映画への出演の取りやめを求めていないことだ。彼らや社会にとって望ましいのは「エンタメ業界全体での再発防止」に向けて動き出すことにある。

例えばエンタメ業界で起きるハラスメントをなくすため、起用するタレントや役者からの相談や通報を受け付ける独立した窓口を設置する、法人として人権についてより踏み込んだ文書の発表、個人・所属事務所を含め人権問題に抵触する可能性があった場合は改善が見られるまで出演を打ち切ることを明記した新たな契約書を出演前に交わす──。ジャニーズに限らず他の芸能事務所とも対話を重ね、蔵元が指摘するような具体策を制度化して初めて「再発防止」という一歩が踏み出せる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d6db6fdf7af181b32a・・・・・・・・・・・・・
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↑私は全く同じ意見ではないが、「アメリカでのme too運動」の時に詳しくは言えないが感じた事が在る。

多くの人がデモに参加したが「パワハラ的性被害」にあったが口を閉ざした人達も大勢いただろう。

例えば一つの組織の達の悪い上司が其の立場を利用して複数の性被害者を出したのが告発によって公になった処で其の企業との「人権だの定款だの」を理由に取引を停止する事を公にした所で其の停止した企業は其れで「誰の人権をどのように守った」のだろうか?

其の後の影響を最後まで其の性被害者達や其の周辺の人達を其れで守れるのだろうか?
さも「自分の会社は人権を大事にしてますよ的なパフォーマンス」をアピールした所で其の性被害者にあった人達の会社が潰れて仕事が無くなっても其の被害者が養っていた家族や身内、そしてその後に起きる「所謂世間の目」も含めた多くの性被害者に起きる2次加害から守る事が出来るのだろうか?
勿論総てに対応できる事が其の「人権」を取り上げて取引を停止した企業が其れまでそう言った企業と取引をしていた事の責任を果たせとは言っていないがせめて2次被害の一部になるのではと思われる様な行為は違うような気がする。

例えば性被害を告発した人もまだ告発できないでいる人達も傷を抱えながらも前進しながら克服しようともがきながらも精一杯のパフォーマンスを見せて私達に元気をくれていた人達も多くの其々の事例を鑑みて其々が生きていける方向へ向かうためには其の一つに「『普通に接する事』『今までと何ら変わらず接する事『と言う『守り方』」があるのではないか。

其れをしながらも力のある企業はそしてマスコミも含めて私は「加害者を許さないし、被害者へのきちんとした救済」を納得するまで求めて行く。
難しいが其れでも其々の事例に細かく対応して考えて考えてより良い方法を探して行く事ではないかと思う。

「人権」等と言う言葉を「正しいく見えそうな方に立つ」のは簡単な事だ。
だが私にはそうかいた「プラカード」をふってみせて「善人」に見せてみましたと言う様に見えてちょっと引いた。
大の大人のやる事かと言う印象を持った。




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