Nicotto Town


彩の松ちゃん


冬の低気圧は台風と変わらず

現在カムチャッカ半島付近に低気圧群が移動して行ったが、冬の高緯度で発達する低気圧は寒冷前線を引き連れているので、大陸高気圧から吹き込む寒気が広範囲に強風となって日本列島を覆うことになる。
特に北海道から東北、そして北陸などは寒気帯に入れば、日本海側は海上から寒風が吹きこみ大雪を降らせることになる。台風なら中心周辺に雨雲が集中するので通過すれば落ち着くが、日本の北を通過する低気圧は通過後もかなり広範囲にシベリアからの寒気を巻き込むため、最近は温暖化の影響で北日本はドカ雪が続くことになる可能性がある。
一方で関東は、北アルプスなどの山間部で雪を降らせた寒風が吹き降りてくるので、乾燥しているものの冷たい北風が肌を刺す寒さになる。晴天であっても気温低下があるので迂闊に外出することも出来ないのである。特に畑仕事をされる人は、しもやけやあかぎれと言う言葉にピンとくるのではないだろうか。


寒くなると渡り鳥の時期であるが、ついに高病原性鳥インフルエンザがやって来た、第1号は昨日佐賀県で発生した、そして今日は茨城県で発生の疑い(陽性)が出ているが、明日には判明する。
佐賀県での対応は、鶏4万羽の殺処分が完了している。今日の茨城県の陽性が確定されると同じくらい処分される可能性はある。さて問題は、離れた地点で高病原性鳥インフルエンザが発生しているとすれば、すでに高病原性鳥インフルエンザに感染した渡り鳥が全国に飛来していると考えたほうが良さそうだ。おそらく渡り鳥は、同じ時期に一斉に渡ってくると考えれば、今後も高病原性鳥インフルエンザ感染が続く可能性が出てくるが、今以上に卵の値段が高騰することになるので、妙案があれば農林水産省へ提供すれば勲章ものかもしれないね。
最近、我が家の鶏小屋にカラスが近づいて騒いでいるので、鶏小屋の後ろ側のネットが広がっているのが見つかった、恐らくカラスの仕業だと考えられるので、明日は鶏小屋を完全に包囲する予定だ。万が一、高病原性鳥インフルエンザに感染してしまうと報告しなければならないので、最終的に全部殺処分となってしまうから、養鶏農家はピリピリしているだろう。


今日は、日曜日なので山歩きの日なのだが、あまりにも寒いので日中も曇り空のようであるから、車で定峰峠に行ってみた。何台も道に軽トラが止まっていたのだが、シカ狩りのようである、シカは夜間にぞろぞろ出てくるが昼間はほとんど見られない。結局、猟銃の音は一度も聞こえなかったなぁ。ところで昼頃でも気温は8度であった、厚着をして行ったのだが、やはり寒い。




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