重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/03/19 19:43:02
【ファルコンS】ハイペースになりやすいコース形態なことやこの時期出られるレースの限られるスプリンターも出て来ることもあって過去5年の中で重馬場で時計が掛かった22年以外はテンの3Fは33秒台とハイペースで流れて上がりは35~6秒掛かるのがデフォルト。当然速い流れへの耐性は求められるけど一本調子のスプリンターでは乗り切れへんのはいかにも中京らしい印象。差しも決まるけどそこは後方から外を回すと厳しい中京短距離やからね。去年のダノンマッキンリーみたいなのは例外で基本的には内枠やコーナーをロスなく立ち回れる馬が優勢。血統ではダンチヒやノーザンテースト、ミスプロあたりが目立つ。
シルバーレインは初の千四の前走ラップだけ見ればハイペースで勝ってるように見えるけどハイペースで飛ばしたのは前2頭だけでこの馬含め後続は実質スロー。勝ったレースは2戦とも自身の上がりは33秒2。母はマイル~中距離で活躍したノームコアで父エピファネイアやからね。速い流れの千四が合うようなタイプなのかは疑問。前走の勝ち時計も標準程度。クラスペディアは初戦と2戦目で先着されたエイシンワンドに3~5戦目は先着と力をつけて来てるのは良いけど前走はドスローの逃げ切りで時計も遅くここに繋がるような質のレースやったとは思えへん。京王杯2歳Sもゆったり目の流れを先行して5着と平凡な内容。血統的にペースが上がって良さが出る可能性はあるけどわざわざ人気で本命とかは考えてへんかな。パンジャタワーは前走の朝日杯はドスローで殆どの馬が掛かったりごちゃついたりしてまともに走れてへんかった低レベル戦やから度外視するとして京王杯はスムーズに運べた面はあるけど重賞好走馬のマイネルチケットに勝ったのは大きいし馬場や展開も考えれば時計もまずまず。千四に戻して巻き返しの期待は出来そう。ただ意外と速い流れの経験がないんよね。そこは気になる。ヤンキーバローズは前走万両賞はドスローの前残りを後方から1頭だけ差して来ての2着。2走前の京王杯は直線捌きながらの競馬で3着とスムーズさを考えれば勝ち馬と差はほぼなさそう。展開がハマれば面白いんちゃうかな。抽選通ってほしい。トータルクラリティは前走朝日杯は掛かり倒して自滅。それだけ見ればペースが上がった方が折り合いは楽やろうしここ2走本命にしたように評価はしてる馬やけどスローのマイル戦しか経験がないだけにハイペースの千四でやれるかは全くの未知。穴っぽいところではまずアーリントンロウ。前走シンザン記念はシンガリ負けやけどハイペースで逃げる展開不利と直線斜行による物理的不利の二重苦で最後は完全に流してた。千四では新潟ではあるけど未勝利戦をハイペースで逃げ切ってレコード勝ち。本来の得意距離に戻れば。あとはタイセイカレント。サウジアラビアRCは後ろから2着、シンザン記念は好位から5着といずれもハイペースで好走。モーリス産駒でワンペースの千四で良さが出る可能性はありそう。