詩集
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/10/30 10:38:56
小学生の時に 国語の授業で 使った詩集。
岡正史君の「僕は12歳」
小学生の自分には あまりにも 刺激の強い詩集でした。
お父様が朝鮮人という 家族。
当時 まだ 差別があったころ。
彼は詩集の中で
「僕は宇宙人だ」 と 語っていました。
小学生ながら「にんげんって 百面相だ」
この本は 今も 私の 大切な詩集であります。
小学生 12歳で 自殺を 選んだ 彼の 心の中は
とても 純粋で、真剣で、
今読み返しても 心を打たれます。
父に 頼んで 買ってきて貰った詩集。
~人間ざらざらしていると損をする でも すべすべしていたら
世の中 なんにも良くならない、荒削りに、荒削りに ~ 中略
小学生が こんなに人間の本質を 書いているとは!
という 素晴らしい 遺作。
心から ご冥福を いつも 祈っています。
大人社会も惨いけど、子供社会も惨いから・・・・
日月 そうだね~大人子供・・・・
困るよね~
ご冥福をお祈り致します。
自殺しちゃったのか・・・・無念だ。無念すぎる!
これは 先生が教材として 扱ったもので カリキュラムではなかったと思います。
知らない人は知らない 詩集だと思います。。。。
年の差(^^)
僅差じゃ~ ないのか????
usagiさん
12歳、まだ、朝鮮系の方の差別が酷い時期の事だったと思います。
1960年台の お話だと思う。
あまりに繊細すぎて、人の奥を見てしまう子だったんだと思います。
それでなければ あんな 洞察力のある 詩 を 12歳の 少年は書けない~
差別すること、されること、 そのこと自体、当り前にあった時代だったのかもしれません。(悲しいですが)
ご両親のせいにするわけでもなく、日々堪えて家庭では明るい笑顔を見せる少年だったようです。
この 詩集は 少年が 書きためた詩を 死後、ご両親が まとめて出版されたもので
あとがき などに その少年の 背景などが伺えて
悲しい作品では あるのですが、
小学生だった私にも 心に刺さる言葉ばかりでした。
~ 「ひとり ただくずれさるのをまつだけ」~
この少年は心に決めていたように思えました。
最後の詩は 「ボクはしなない、だってボクは じぶんじしんだから」と。。。。
身体が無くなっても 心は きっと死なない。
幼い無垢なまっすぐさを 感じました。
なんて気の毒な!
差別をする奴が差別されるべきと思ってしまいます。
だから私も差別される?(笑
あたしは・・・・>< 年の差感じる なーんてな
当時 ドラマ化もされたようでした。
推理小説も好きですが、詩集も好きな私です。
石坂洋二郎さん は 読んだことがありません・・・・
ジージは小学校の頃、石坂洋二郎の丘は花ざかりというのを読んでいました。
正確には理解できなかったけど、おませの片りんでした(笑)
小学生の頃は、 植物の秘密や星座のお話 なども 読んでいました~
この 本の 後に 買ってきて貰ったのが、「私は13歳、なぜママになってはいけないの?」
という 本でした。
お年頃の 子供にとっては ちょっと 鮮烈!
だって、殆ど写真だし~。
後は、シンデレラ~★で、何時かわたしもシンデレラに成れると信じていましたwww^^
現実はきびしい><;;