重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/03/24 19:55:07
今週末からは春のGⅠもスタート。重賞は高松宮記念、日経賞、毎日杯、マーチSの4つ。
【高松宮記念】再三書いてるようにコーナーの角度がきつくスパイラルカーブが採用されてる中京、特に短距離は圧倒的に内を通った馬が有利。このレースも例外ではないけど厄介なのは雨の影響を受けることが多くここ5年は全て重~不良。21,23年みたいに内が死んで外有利になることもあるから難しい。とはいえそれ以外の年はほぼ内有利やし今年はそこまで内が傷んでへん上に今週からBコース替わり。余程のことがない限りは内枠や内を立ち回れる馬を重視したい。あとはまぁ、ハイペースになりがちやけど中山千二ほどではないし長い直線自力で加速する能力も求められるから千四寄りのタイプは高松宮記念の方が走りやすい。血統ではダンチヒやストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系、あとはミスプロあたりが目立つ。
スプリント路線はここ数年ずっと馬場や展開、枠や立ち回りが上手く噛み合った馬が勝つって構図の繰り返しで抜けた馬は不在。今回も同じようなメンバー構成やから正直当日の馬場や枠が出んことには何とも言えへん。ナムラクレアは馬場やコースは問わへんけど高いレベルでは使える脚が短く最後甘くなる面が目立つ。自身前傾で入り過ぎるとパフォーマンスを落とすから極端なハイペースになりそうもないのは良さそう。内枠が欲しい。サトノレーヴは1番人気やったスプリンターズSでは外枠から内に潜り込めへんかったのが敗因ではあるけど要は抜けた強さもないってことで横並びの有力馬の1頭ってとこ。これも内枠なら普通に有力ではあると思うけど北海道の2戦や香港に比べて高速決着時のパフォーマンスが若干低い気はする。少し時計が掛かるくらいがベターかもしれんね。ママコチャは典型的な夏馬で気温が低いとパフォーマンスが落ちる。前走オーシャンSは気温が上がったのが良かった。立ち回りの上手さを活かせる内枠が欲しい。マッドクールは内を通れた去年と高松宮記念と一昨年のスプリンターズSは好走したけど内に潜り込めへんかった去年のスプリンターズSは惨敗。枠の並びも含めてスムーズに内から先行出来そうならって感じかな。ただその去年のスプリンターズSでは前に行き切れへんかったし前走なんか見ても千四寄りになりつつあるかもなと。まぁ、そういう意味では極端なハイペースになりにくい宮記念の方がベターではあるか。ルガルは香港スプリントは出遅れてそよから押し上げる無茶な競馬、去年の高松宮記念はレース後に骨折が判明と敗因は明確。ハイペースを好位から押し切ったスプリンターズS含め本格化後はまともに走れば強い内容。逆にペースが上がり切らんかった時にどうなんやろ?ってのはあるかな。トウシンマカオはスプリンターズSは内枠から好走したけど縦長の隊列に加え外に張る馬がいて内の進路が開いたことでスムーズな競馬が出来た。本質的には馬群は苦手で外を回した方が良いタイプ。短距離馬にしては綺麗なストライドで走るから重馬場はマイナス。穴は現時点では何とも言えへんけどピューロマジック不在でそこまで極端なハイペースにならずに雨の影響も大きくないならビッグシーザー、ウイングレイテスト、ペアポルックスら内や前で競馬が出来そうな馬が候補になるんかなと。