アルコールと腎臓の関連性は・・・?
- カテゴリ:ココロとカラダ
- 2025/04/19 15:59:21
腎臓病が気になる方が飲酒時に気を付ける事とは?!|
漢方と鍼灸 株式会社誠心堂薬局
- アルコールによる影響
- 飲酒時に気を付けること
- 避けるべきお酒の種類
- 腎臓病とアルコールの関係は、腎臓の健康を守るうえで非常に重要なポイントです。
アルコールは適量であれば健康的な生活の一部になりうることもありますが、過剰摂取は腎臓をはじめとするさまざまな臓器に悪影響を及ぼします。 - 脱水の原因になる
アルコールには利尿作用があり、尿の排出を促進するため体が脱水状態になりやすいです。
腎臓は体内の水分バランスを調整する働きを持っていますが、脱水が続くと腎臓に負担がかかります。 - 血圧を上昇させる
過剰なアルコール摂取は血圧を上昇させ、高血圧は腎臓にダメージを与える大きな原因の一つです。 臓病を予防するためには、飲酒そのものを控えるか、適量を守ることが基本です。
ただし、どうしてもお酒を楽しみたい場合、選び方や飲み方を工夫することで腎臓への負担を減らすことができます。
適量を守る
腎臓病予防のためには、「お酒の種類」よりも「摂取量」が重要です。
過剰摂取は腎臓や他の臓器に大きな負担をかけます。適量を目安にしましょう。
適量の目安:アルコール20g/日(例:日本酒1合、ビール500ml、ワイングラス1杯、チューハイ350ml、ウイスキーダブル60ml、焼酎100ml)。
※腎機能が低下している場合は、さらに少ない量を心がけるか、医師に相談してください。
毎日飲まない
アルコールを代謝するには肝臓や腎臓に負担がかかるため、連日飲酒するのは避け、週に2~3日は休肝日を設けることが理想的です。肝機能の回復には48時間かかるといわれています。
水と一緒に飲む
飲酒中や飲酒後に十分な水分を摂取することで、脱水状態を防ぎ、腎臓の負担を軽減できます。アルコール1杯につき、水1杯を飲むのが理想です。
食事と一緒に楽しむ
空腹で飲むとアルコールの吸収が早まり、腎臓や肝臓への負担が増えます。健康的な食事(塩分控えめでタンパク質も適量)と一緒に飲むことで、吸収を緩やかにしましょう。
飲むペースをゆっくりに
急激に飲むと腎臓が短時間でアルコールを処理しきれなくなるため、ゆっくり楽しむことが重要です。
腎臓病が気になる方が飲酒時に気を付ける事とは?!
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