「安い◯◯が無い」問題
- カテゴリ:日記
- 2025/04/19 16:45:11
◯◯に入る語句を3つ挙げろと言われたらどう答えます?
人によってさまざまかもしれませんが、時節柄、まず「コメ」と答える人は多そうですね。
ごはんを炊くのは月に一度の贅沢だという人なら、奮発して高級ブランド米を買ってもいいでしょうが、育ち盛りの腹減らしにお腹いっぱい食べさせたいと思ったら、安いおコメをたくさん買いたいでしょうね。
今や。日本人の大発明である電気炊飯器は、かまど炊きえお再現する域に達し、安いおコメでも結構美味しく炊き上げてくれますしね。
ところが、どれもこれもどこぞのブランド米ばかりで結構なお値段のものばかり。
昔だったら、食管法の下、政府が農家から買い上げる価格と小売価格を決定(高く買って安く売る「逆ザヤ式」)していて、コメの価格は安定、コメ農家もウハウハでした。
そこにコシヒカリやササニシキなどのブランド米が自主流通米として流通するようになっても「標準米」という名前の安いおコメが主流でした。
ところが今やコメの市場は自由化され、標準米はありません。あるのは有名ブランド米と無名ブランド米。米価安定の責務は農家に押し付けられ、農家は薄利で頑張ってきましたが・・・努力にも限界がありますよね。政府は、儲けたい農家は海外に高く買ってもらえと考えているような・・・
このタイミングでイオンは国産米とカリフォルニア米のブレンド米を安値で販売。
「貧乏人は輸入米を食え」とは本末転倒ですが、カリフォルニアの米作りに尽力したのは他ならぬ日本人なんですね。
日本で小作農をしていた人たちが移民して、大戦中は収容所に入れられ、二世部隊としてヨーロッパで戦う・・・そんな艱難辛苦を乗り越えて頑張ってきたんだと考えると、無下に否定もできなくなっちゃいます。広い土地で大規模な機械化農業で収益を上げているわけです。
一方、日本で小作農を続けた人はGHQの農地改革で自分の土地を獲得ししましたが、結果として農地が細分化。機械化にも限界があってジリ貧に。なんとも皮肉な話ですね。
消費者側としては、「食管法カムバック!」「標準米カムバック!」なんですが・・・
二つめは「ヤド」。
インバウンド増加のおかげで、東京や京都・大阪などの宿の高いこと。
五千円出してもカプセルホテルにも泊まれない。困ったもんです。
JR東日本が新幹線で何往復もできるきっプを復活してくれれば、東京に3日連続日帰りとかできるのにね(^^;)
そして三つめは・・・意外に思われるかもしれませんが「ミズ」です。
災害で断水になったとき、コンビニやスーパーで変える水は、ミネラルウォーターばかりです。そのまま飲んだりお茶・コーヒーを入れたりはともかく、炊飯や料理に使うのは少しもったいなく、ましてや食器洗いや歯磨き・うがい・洗顔などには・・・
たとえば中国では、蒸留水のペットボトルを売っていますし、スーパーには蒸留水入りの一抱えもあるタンクを売っています。
なぜかというと、他の多くの国と同様、中国の水道水はそのままでは飲めないから。ホテルの部屋で最初にすることは、これを水道水を電気ポットに入れて、ぐらんぐらんに沸騰させること。うっかり飲んだら・・・たぶんお腹をこわします。
さいわいにも、日本では、美味しいかどうかはともかく、水道水をガブガブ飲めますが、それが災いして、安い蒸留水を売っていないんですね。
能登のように異例の長さで断水が続くと・・・「店で買って経済を回せ」などというのは、他人事だから言えるんです。
政府や自治体は、水道水の備蓄も考えた方がいいのでは?
「ナエ」も「タネ」も高いんですね。、あだ、あだありそうですね
田植えの時期なのに大変ですねぇ・・・違う?(^^;)
昨日、野菜の苗を買いに行ってきましたが・・・すげ「高!」
ビビりました。
ありがとうございます。
ちょっと前まで78円とかだったポット苗が今158円・・・。
こぼれ種で出た芽を移植して節約www