Nicotto Town



ステキな出来事


先日、母の新しい施設候補へ見学に行きました。時は4月29日

比較的近い所なのに、わかりにくいと初めから言われた。
住所も、電話番号もタクシーなどのナビに反映しないとの事。どうも施設だけの
住所として存在している・・と言う複雑(怪奇)な場所

ただ、近くは横浜国立大学

近くにコンビニがあるから、そこまで来てくれたら電話を。と言われ
コンビニを調べて、バス下車

コンビニの看板さえ見当たらない・・
バス停に居た若い女性に尋ねたら、ものすごく親切にスマホで調べてくれたが
多分・・歩道橋を渡って、あちら側・・までしか判明せず。
かくして、昭和時代ど真ん中のものかと思われる、ボロボロの歩道橋を(しかも螺旋ってありか?)渡って、この辺りですでに、私はくたばりそう・・

どこじゃ?四方が坂だらけ!
下って来た、ちょっと人相の悪い若者に尋ねたら・・スマホで調べて、こっちですね。ここから500m位です。簡単に言うけど、500mって、もしかして1キロの半分だよね?(T_T)

「ボク、時間ありますから、ご一緒しましょう」
「え?今、貴方は帰るのに下って来たんでしょう?いいです。」と言ったら
大丈夫ですよ。わかりにくいから・・と、案内してくれて・・
国大生の1年生だそうです。世間話をしながら、歩調を合わせてくれて・・
コンビニへ。
「あそこですね。お気を付けて」と、彼はお辞儀をして去った。

なんで?なんで、あんなに親切なの?

所がだ~!
そのコンビニ、支店が違う!
更に、〇〇支店は近くらしいのに、そこの店員は知らないと言う。だって
同じ地区でしょう?
派手派手の若い女性スタッフさんだけど、ものすごく感じがいい!
綺麗な子なのに(?)すっごく感じがいいの!!

外に出たら、若いママさんらしきが居たので聞いたら、わからないとの事

施設に聞いたら、わからないと言う。ウソだろ!
無責任過ぎる!

あっちから若い美人が来たから、尋ねたら・・

斜め前が横浜国大なので、そこを突っ切って行けば、反対側に確かFコンビニが
あります。と言う。
部外者が大学の中を突っ切って良いのか?良いんだって~

それで、歩きだしたけど、あのですね・・
私は横浜市のど真ん中に住んでいて、そこからわずかバスで10分の地区なのに
まるで、平泉中尊寺へ行く途中の道のように、鬱蒼とした林・・山道
キツネに化かされていない?ここ、どこよ?

大学は目の前だけど・・あの建物を通過すればいいなら・・すぐだよね?
だけど・・マジか?
人が居ないよ~山道・・で、木々に囲まれて・・怖いよ~

そしたら、突然
背後で人の声・・振り返ったら、どこから現れたの?若い男女が6~7人
少し考えて、トボトボ歩いたけど、もしかしてと思って振り返り

「あの・・国大の生徒さん達ですか?」と聞いたら、彼ら足を止めて
皆で、さわやかな笑みを浮かべ
「はい、そうです」
「大学を突っ切って、向こうにあるFと言うコンビニに行きたいんですが、部外者でもいいんですか?」
「大丈夫ですよ。あれ?コンビニなんてあったっけ?」
で、皆さん・・それぞれ考えて
「西門の近くに、小さいコンビニある、あれじゃないかしら?」

と、一応それがあるとわかった。良かった!
お礼を言って、行こうとしたら
中の1人が、皆に
「じゃあ、ボクがお送りするから、先に行ってて」と、彼らに言った
「は~い。お願いします。」
それから、皆さん、私に手を振って
「さよなら~お気を付けて」

なんだ?あの爽やか美形軍団は!
皆がそろって、爽やかな若者達。誰一人として、
昨今のアナウンサーや弁護士まで使う

「それで~~これが~~何とかで?山?だからぁ~~~」なんて言葉、発して
いない。綺麗な日本語で、丁寧でそれでいて親しみがある。

それでですね。その一人が私について、案内してくれることに。
これにも恐縮してしまった。

「彼らは先に行ってこれから、食事会の準備するだけですから。ボクは後から
 行けば大丈夫なので。」

大学は広い、広~~~い!これじゃ、迷子になるわ。途中で建物を抜けても
まだ敷地内で、中は更に森(キャ~~!)
かなりの距離だった。道中 車が一台走って来たら、彼はさり気なく私の後ろを
回って、自分が車道側に立ってくれた。ワァ!日本人?欧州の騎士みたいだ!

「大丈夫ですよ。安心して。」
まるでガードするように案内してくれて・・ようやくコンビニが先に見えて来た
「あ!あのコンビニですね。有難うございました。電話してみます」
「どちらへ行かれるんですか?」と言うので、施設の事を言うと
「アァ、それならこっちだから、そこまでお連れします」と、
更に、同行を。
もう、恐縮するやら信じられないやら・・
それで、話をしていたんですが・・

実は、私のイトコの一人が国大出身で その後 県立M高校の教師になったのですが・・その話をしたら、
「ボクもM高校でした。何の先生ですか?」
「地質と天文学の方で・・名前は〇〇だけど、知らないでしょう?もう、引退したし・・貴方は大学・・」
「4年生です・・あの・・〇〇・◎先生ですか?」
「え~!!そうです、そうです。知っています?」と聞いたら
彼は、2年間習った事があるとの事。そうか、イトコの教え子!何たる偶然

※ちなみ、このイトコは、中でも一番頭脳明晰な人物で・・まぁ、
 我家以外は皆、何かに長けているんですけどねぇ・・(笑)

で、結局
彼は施設の真ん前まで私を送り届けてくれまして・・

「こちらです。行ってらっしゃい」と丁寧に頭を下げて言った。
もう、いくらお礼しても足りない程、私は嬉しかったし、感動したし、感激して。
小さい頃からいじめられっ子だったから、どんな意地悪されようが、絶対に
泣かない人間なんですけどね・・逆に、こう言う優しさや親切には、すごく
弱いのです・・
胸が一杯になってしまい、感謝仕切れないことを伝えました。

「有難うしか気持を伝える言葉がみつからないのが残念だわ。本当に本当に
 ご親切に感謝で一杯です。」と言ってから
「貴方は、素晴しい人生を送れる方ですね・・絶対に」と付け足した

彼は、ニッコリして

「有難うございます」と、再び丁寧に礼をして去りましたが・・

私が施設のドアの前に行き、もう一度振り返ったら、同時に
彼も足をとめ、こちらを振り返って、お辞儀してくれました。


これ、ドラマ?
ドラマより・・・出来すぎて居ませんか?

まぁ、徒歩10分の所を結局、この日は45分以上
歩きましたが・・

※ 思ったんですが・・・私、学歴ってほとんど関係ないと思っていました。
  実際、会社に居た時も千葉大卒のバカ二代目社長を怒鳴り飛ばして居た
  程ですから・・

  会社の近くにK大があって、そこの学生が咥えタバコで、吸い殻ポイ捨て
  やっているのを見て、呆れ返って居た頃もありました。

  それが、今や若者達が常識知らずの何のと言われている令和時代に・・
  こんな知性・教養をみなぎらせている学生達に会い、助けてもらえたなんて
  何より心を救われました。

  結局、頭脳明晰+教養の問題なんだろうなぁ・・って

  教育と教養は違うと言われますが、正に国大生・・
  両方を兼ね備えてこそ入学出来て、卒業出来るのではないだろうか。

  人柄にも、そこに居るだけでも、癒やしの雰囲気が伝わって来たのは
  そうした人間性が素晴しいからなのではないか?って

  とにかく、ものすごい感動の日でした。





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2025/04/29 22:52
まるでドラマのような素敵ですね~☆
さりげなく車道側にって(^^♪❀❀
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2025/04/29 21:52
> 秋桜さん
秋桜さん

 珍しいですよね!こんなに親切・・もう、親切と言うより思いやりのある人なんだろうなって
思いました。いくら良い学校に行ってても、社会的にダメ人間が多い中、
本当に感動でした。さっき、その「イトコ」に、何十年振りに(笑)電話して
この話をしたら、「ワァ、いい話だ」って喜んでいました。
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2025/04/29 21:46
今は年寄りが老害になってますよ
公共機関で席を譲れ!と怒鳴る、交通マナーは守らない
車運転して、事故起こし未来ある若者の命奪う
全てとは言いませんが、若者の方が礼儀正しくもあります
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2025/04/29 18:43
大変な一日でしたね。でも丁寧な若い学生さんたちに出会い助けてもらってよかったですね。
そうそんなにいないですよ、そういう人たち…感心しました。
さぞ疲れた一日だったでしょう、本当にお疲れさまでした。

でも意外と近くでもコンビニとか、あまりそのなんていうか地理に詳しくない人多いみたいですね。
逆に通りかかりの若い人たちが親切で…今スマホ持っているからか、いろいろ調べてくれたり…私もよくありますがすごく嬉しいですよね。ふつうそこまでしてくれる人少ないですよ。



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