Nicotto Town



拍子抜けからの苦行


久しぶりに外れ・・・とするのは自分次第なので、

期待と全く違った本に当たりました。
内容は半日もあれば十分読める内容でしたが、
文章があまりに苦痛で2週間かかった。

その本は、以前、図書館で間違って渡されたもので、
タイトルが面白そうだったので借りてみました。
「日本の結界を巡る」と言うようなタイトルです。
本当の題名は記載を控えます。

妖怪とか神話も好きなので、その辺の検証する話かなと期待したのですが、
本を受け取って作者を見たら「霊能力者」・・・やっちまったか。

まま、所謂スピリチュアル系でも、文章が面白い人もいるし、
たまには良いだろう。

そう思って読み始めたのですが、
最初から振り切れていて脱落しそうになりました。
神社参拝のシーン、やたら独り言が多い・・・と思ったら、
「私は霊感があるので、神様と話している。これは神様とのお話ね♪」
とか
「今、私が見た鳥は、一般には見えない鳥ね♪」
とか
「神様にお願いして、みんなが参拝すればごりやくもらえるスタンプラリー的なもの作りました。
神様が良いってってるよ♪」
とか

・・・・あ、この話、「見えてる」前提ね。
しかも、ハイテンションのおばちゃんの独り言をそのまま文字起こししたような文章で、
「うっそ~~~~~~♪」とかこう言う言葉がそのまま書かれている
読みにくい読みにくい。

作者は本当に見えているのかもしれません。
作者曰く神様、それが他の人にはどう映るか分からないけど。

それは良いんですが、内容と言うか、展開と言うか・・・・
転生系ラノベの超ご都合主義展開そのままな感じで、
読んでいてこっちが辛い。

本の主題が結界かと思いました。
もちろん結界巡りではあるのですが、結界をめぐった結果の御利益の話、
神様に特典くれくれして貰えました♪って報告、
あとは神様との自己対話。

神様巡りをしているのに、動物を若干見下したような表現や、
取材で回るのがいかに苦労したかの大絶叫からの便所に行った回数報告。

私、何読んでいるんだろうw

勘違いした自分がいけないんです。わかっちゃいるが、きつかった。
でも、こんなことでもなければ絶対に読まない類だし、
折角借りたのもご縁だしと思って読了しました。

なんの修行だw

いや、いいんですよ、話し言葉もブログで使う文章をそのまま本にしても、読めるものは読める。
ハイテンションのおばちゃん大絶叫+情報の少なさ?そのへんかな、辛いのは。
それでも、知らない神社も沢山あったので、近くまで行って覚えていたら寄ってみよう。
本当に行くか知らんけどw




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