Nicotto Town



器を変える ☆


学生時代から食器や鍋にハマって

けっこういいものを集めてたのですけど・・

昨日ふと考えてみたら・・
最近は見た目より利便性に走って・・
味気ない器になっていたことに気づき・・

久しぶりに食事の時も目で殿しめる器をいくつか揃えてみようかな?と
ネットを色々物色・・

イメージ通りのものってなかなかなかったりするのですけど・・
これはいいなあ、と思うと美濃焼でお値段もかなりいいものだったり・・

そういえば・・
昔交流のあった美学を教えていた古美術専門の大学の美術の先生・・
いつも半ば強引に付き合わされては友人だとか知人だとかいう
発掘業界の人だったり、焼き物の作家さんだったりのところに
連れて行かれ・・

1つ数万から何十万もする作品など私に買えるはずもないのに
なんだか買わざるを得ない雰囲気になって・・
しぶしぶなんとか買えそうな3000円ほどの綺麗な青い釉薬のぐい飲みとかを
買ったりした微妙な思い出が・・

その美術の先生がらみでは巻き込まれ型のとんでもない思い出がいくつもあるのですけど・・
普段の生活では出会えない世界ばかりで
専門が古美術だけにおどろおどろしくはあるものの、なかなかに興味深くて・・

でも、私にとってはやはり好みの合わない作風ばかりだったので
もし今お金があったとしてもやっぱり買わないかもw

それでも、何度かみてると同じようでも微妙にいい作品ダメな作品とか
作家さんの納得がいってるかいってないかの作品については
ちょっとわかるようになって・・

でも、納得いってない作品でもお値段は下げて販売するあたり・・
それってどうなんだろうなあ、でしたけどw

ああいう世界はお値段などあってないようなもので、
しかも自分でよくできたと思うと数百万の値段をつけて、
またそれを買っちゃう人がいたり・・
いまだに謎な価値観の世界かもです・・

あの当時、どっちが高いか値段当ててみろ、とか言われて
似たような2つが並んでいても、先生と作家さんの
こっちが高い、はぴったり合って、私にはどっちがどう違うのか
わからない、が常でしたけど・・
やはり美学系をやってる人には何か審美眼的にわかるものがあるのでしょうね・・

私は一生を通じてその域に達するとは思いませんけど・・
それでも、自分なりの好みと美意識、というのは自覚できるようになったかも・・

最近日々目の前にある生活に目を向けて、そこを快適に、
自分の好きなものを揃える、を心がけてるのですけど・・

考えてみると・・
311以降前あんなに拘ってた器とか小物とかも
便利で使えればいい、になってしまっていることに昨日気がついて・・

できる範囲内で目に楽しい空間を作っていくことにしました。

とりあえず、カーテン、器をいくつか注文したので
生活空間の雰囲気がちょっとだけ変わるかも^^




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