Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~麦わら帽子にバスケット



ようやく出番が来たと、お気に入りの帽子を取り出す。
少しチョコレート色っぽい、落ち着いた茶色の麦わら帽子。
去年のリボンを外して新しいものを巻く。
この帽子を被ったら、深緑眩しい公園にでも出かけよう。
お昼用に用意したバケットサンドをバスケットに詰めて。


夜行性の私にはできない行動ですw
日に当たったらきっと溶ける。
出勤時に浴びる日光があるから、ぎりぎり不健康ではない?

近所のスーパーで買えるバケットって、柔らかいんですよ。
まあ、食べやすいのは良い事ですが、
たまには固いバケットが恋しくなる。
あの顎が鍛えられそうなバケットが。
近所にはパン屋もあるんですが、帰宅の頃には閉まっているので。


ニコリー集めで通う自然公園の屋根にヒエログリフが書かれていたので、
エジプト系のきせかえが出るとは予想していましたが、
バステトとアヌビスの最強もふもふコンビににっこり。
メジェト……あの石に描かれる目を思い出すと、
コミカルさが気の毒。
いや、好きだよ? このセンス。
でもこれ着たらアバ隠れちゃうからなあ。










提示されている今週のお題では日記は書きませんが
(昔と違ってお部屋アイテムくれないし)
正直、今すぐ。
行けるものならば。
私はポーランドに行きたい。

それが、連載準備中のお話の
物語の舞台モデルに選んだ国だから。


しかし私はポーランドのことをまったく知らない。
世界史でちょろっと出て来たこととか、
明治のシベリアから移民を引き受けたことくらい。
あとイメージは漫画の『ピアノの森』だったりする。
ポーランドと言えばショパンだ。

今回、「よしモデルはポーランド」と思い、
まず家探しして世界地図帳を取り出す。子供の頃から見てたやつ。
奥付見たら昭和52年版。
世界の有様は変わっても、地形までは変わっていないから問題ない。
国境線とか国名とかは今の私には必要がないし。

この時点でですね。
ポーランドの所在地を間違っていたことが判明。
欧羅巴の国の位置とか、ふんわりもふんわりしか捉えていなかったせい。
勉強は、ちゃんとしとこう。


改めて地理を見ると、うん、これは狙われると納得。
国土の大半が平地。
険しい山で遮られるチェコやスロヴァキアはともかく、
西のドイツと東のロシア、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナ。
そりゃ、攻めやすいよなあ!?
地続きって怖いよね。


改めて調べてみると、興味深い場所が沢山ある。
ねえ、ポーランドに砂漠があるって知ってました?
あるんですよ、これが。
しかもわりと主要都市の近くに。

風光明媚な湖沼地帯もあれば、北は海に面している。
南は山地に連なり。中央部には平原に森。

曲がった木の生えた森とか知ってました?
ナルニアの撮影にも使われた石の迷宮とか知ってました?
岩塩鉱を掘った礼拝堂とか凄すぎやしませんか?
春には一面のクロッカスが咲くとか見たくないですか?
秋の紅葉の映る水辺の景色とかも。

ちょっと調べただけで、私は古都クラクフに行きたい。
お城愛好家としては行かねばなるまい。
そう、中世的な街並みが素敵なので。
そちらについ気が流れがちになるのを我慢して
自然の景色を追い求めています。

ポーランドを選んだ理由のひとつが森です。

子供の頃からファンタジー小説を好んで読んでいたわけですが。
まあ、主に英国産だったのですが。
舞台として出て来る森の想像が、非情にしにくかったのです。

自分では、育った場所に自然が少ないとは思ってもいなかったのです。
すぐ裏には山があるし、住んでたところの向かいのお寺の庭から
山へと至れるし。
でもそれが、ほとんど安全の確保された道でしかなく。
小学生が30分で登れる山のどこが自然かという。

木の根に足を取られたり、藪を漕いだ経験もない。
動物も出てこない。
よじ登るしかない斜面もない。
つまりは、遊歩道を歩いているのと変わらないのです。

最近、職場に加わった人によると、
私は街の子なんだそうです。
ああ、そうかと思い至り。
でも今更自然に立ち向かう気もない。
キャンプすらしたくない。

なのでひたすら、風景の画像を眺めて
自分の想像力を鍛えている日々なのでした。




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