Nicotto Town


彩の松ちゃん


備蓄米が無くなることによるリスク

備蓄米の目的は、多用途が考えられるが、1番求められるのはコメの安定した流通だろう。もし今年の新米が、凶作となる見込みが出てきたら、今の状況ではアウトだ。緊急輸入と言っても時期的に在庫的にすぐ入荷できるかは分からない。そして大災害が発生すれば、物流がマヒするので、輸入しても配送が滞るだろう。それから我が家も鶏のエサの半分は、古米を与えているが、理由は輸入トウモロコシより安いからだ、農家も処分に困るから処分価格で引き取っているのが現実だ。一般養鶏農家も備蓄米である古古古古米を引き取っていると思うが、今年からエサとなる備蓄米が無くなるため、輸入トウモロコシの仕入れを増やすことになるので、経費上乗せすれば卵の価格が値上がりすることは明白だ。今後も備蓄米制度を無くすのであれば、卵の価格はますます値上がりする気がする。ついに古古古古米である備蓄米も放出されてしまうのである。

やはり備蓄米が国内に無くなるリスクは、大災害時や大凶作の時に国内では何も対応が出来なくなることだ。すぐ輸入米を入れろと言うかもしれないが、コメ不足緊急時に海外諸国と契約して輸入する交渉など出来るわけもないし、時期によって在庫なしで入荷できないこともあり得る。やはり最後は、家畜のエサになるものの、水であろうと備蓄しろと言われている時代だ、コメこそ生き延びるための最大の食糧だ、今日の今日に手に入れられなければ非常用ではない。昔の戦時中は、食べ物が無く農家へ疎開した人もいるだろうが、それと同じと言えるだろう。すぐに食せるようにしておくことが有事の備えである。備蓄米絶対量が、現状では少ないと言う評論家もいるだろうが、備蓄米ゼロはリスクのありすぎだろう。

 

さて今日は、関東では梅雨前線が太平洋へ南下しているので、久々に晴れの天気となる。今日は、畑に行って野菜の状況を確認しておく予定だ。雨が降っていると、植えたばかりの野菜がどう成長しているか予想がつかないことが多い、少なくとも毎日1回は観察しておく必要がある。

ところで今の時期は、コンビニのおにぎり商戦が始まっている。安いコメは、地元では買えそうにないので、コンビニで味見をしてみたいと思っている。特に梅雨の時期は閑散としやすいので、備蓄米の放出はコンビニにとって突然の天からのご加護に違いない。今は、100円おにぎりも買えるようだが、安い備蓄米が無くなれば200円に変わるだけである。早めに食しておいたほうが良さそうだ。

 

さて参院選に向けてバラマキを懲りずにまたやるようだが、税収の上振れ分と言って給付したとしても、そのまま税金の徴収で引き落とされていくので、個人的には使い道がない。生活が苦しいかどうかに関わらず、消費に回らないことは確かだ。自治体の事務が忙しくなり、残業代が増えるだけではないか。結局、住民税が増えることになる。何の対策になっているのだろうか。

 

今朝は、昨日まで畑と墓の草刈りを3日間やったので全身が筋肉痛になっていたが、せっかく晴れたので畑に行って野菜苗の間の草むしりをした。 雨が降り続いていたので、危うく雑草に侵略されるところだったが、とりあえずピンチは回避できた。 米作りも野菜作りも、雑草と害虫は最大のリスクであることに変わりない。

今日は、草むしりのついでにジャガイモを試し掘りしてみたら、すでに新じゃがの食べごろになっていた。 予定では、あと半月は寝かしてから、本格的にジャガイモ掘りを行うので、コメの嵩増しに使えそうだ。

今年は、先週から梅干づくりを行っているが、今のところ梅酢が90%くらいまで上がってきた。 間もなく赤紫蘇を漬けこむ段階に入るので、いよいよ梅干の色に変わっていくと思われるが、今年はあら塩以外に、蜂蜜、トウガラシ、夏みかんの皮、を混ぜ込んであるので、どんな仕上がりになるがかなり期待している。 ちょうど早場米が収穫できるころに、梅干が完成しているので、梅入りおにぎりを食してみたいと思っている。

 

さて今は、いよいよかつて食べたことのない安い最古米を放出しているが、一方で当初の高い備蓄米のブレンド米がタブついていることは明らかである。 安い備蓄米が売り切れた時に、高いブレンド米をどこまで安くできるのだろうか。 おそらくJA落札の備蓄米であろうから、4,000円を切ることはありそうだが、極端な値下げは出来ないであろう。 政府と違って税金で買い取ったわけではないから、赤字を出して処分売りのようなことも当然出来ない。また新米の買取価格も大手業者に買い占められては困るので、ある程度は高めの値段で新米が出回ることは理解しなければいけない。備蓄米が安く売れるのは、税金で仕入れているからだ。

 

ところで今、台風1号が移動しているのを気にしている人は少ないだろう。現在台風1号は、ベトナムの東海上で北上しているが、やがて偏西風に乗って日本列島へ近づいてくる。台風の進行前方では、南から暖気が1週間くらい入って来る可能性があるため、日本列島は全国的に猛暑のような暑さになると考えられる。日本の南の海上では、気温が28度ほどあるため、熱が溜まりに溜まって来ると思われるので、最大限の暑さ対策が必要になるだろう。





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