右コーナーと、ジャークチキンサンド
- カテゴリ:日記
- 2025/06/15 21:07:43
そんなこんなで、午前中に家事をワーッとこなしたものの、当初予定していた本日のメインイベント、玄関の木と庭の笹との格闘part.2をやる気が失せた。。。
もういいや、ということで、昨日までの雨で湿ったバイクを乾かそうかと、昨日は未遂に終わった30年来のカフェ訪問に切り替える。
余談だけど、午前中のクリーニング屋訪問などで使用した原付スクーター。止まった状態からスタートすると、ガクガクする。別に壊れていない。
スクーターと言うのは、スロットルを開けて回転が上がると、止まっているとバネで縮こまっているエンジンに連動して回る棒みたいなものが遠心力で広ろがり、それが遠心クラッチにぶつかって、その摩擦でクラッチが回り、そしてタイヤが回る。のですよ。
で。
雨の後と言うのは、バイクの内部も湿っている。
なので、この棒みたいなのと遠心クラッチ外側の部分との接触面が湿っぽいので滑る。でも走り始めてしばらくすると、エンジンからの熱でだんだん乾燥してきて普通の状態になるの。
閑話休題
件のカフェへは、そんな原付スクーターではなくて250㏄のバイクで出向く。
めちゃ調子が悪い。暑いとダメなのよ。暑さと言うより湿度。調整すれば少しはマシになるけど、そんな時間はない。
現代の車とかバイクにしか乗ったことのない人には分からない話なので、割愛。
自宅からカフェ的な店へは、高速道路を使うのが最も手軽。でも高いの、横横道路は(横浜横須賀道路)。それに250㏄で高速なんて走っても、まったく楽しくない。なので、ちょっと楽しい道で時間をかけて向かう。
バイクに乗る人だと分かるかもしれないけれど、けっこうな割合で右コーナー(右側に曲がっていくコーナー)が苦手、と言う人がいる。これは、バイク乗りの常識とも言える。理由は色々と複合的にあるはずなのだけど、それはともかく私は実は右コーナーの方がスムーズ。理由は。。。
書き始めると、それだけで3000字くらい使うので、いいやw
途中で、一台のバイクが私の後ろにつく。
へえ。。。
私の乗るバイクは、もう30年近く前のバイク。そのバイクの派生車種もあるのだけど、どちらも玄人筋には極めて高評価であったのに、まったく市場では売れず。
仕事をしていても本当に感じることだけど、良い商品が売れるなんてことは、まったくない。世の中で売れるものは、買う人が欲しいものであって、それが本質的に優れたものであるかどうかは、市井の人が欲しいか否かとは無関係。
そういうことなので、既に絶滅寸前の私のバイクなのだけど、わたしの後ろにピタリとついたバイクは、まさにその派生車種。2,3キロほど私の後をついて来たけれど、そこで彼のバイクは右折。私は直進。
離れ際に、わたしが小さく右手を上げると、彼もそっと手を上げる。彼も、ちょっとだけ嬉しかったのだろう。
軽めのワインディングを抜け、山道を下ってきた県道は、唐突に海に突き当たる。
海を見る度に、ヨットに乗らなくなった自分への複雑な気持ちが沸き上がる。まあさ、自宅も海が見える場所なのだけど、やはりここは特別で。だからこそ、居心地が悪い。
そんなことを思いながら、店に到着。
いつものように、デカい犬のルークくんが出迎えてくれる。
まとわりついて離れない。可愛いなぁ。。
オーナーと軽く言葉を交わして、いつものジャークチキンサンドと珈琲を注文。
先月に来た時には、沖合に米軍の空母が航行していて異様な風景だった。横須賀のドックでの修理の後の試験航行だから、別になんだってことはないのだけど、まあデカいよね。海上保安庁の船はいつもウロウロしているけど、サイズ感が桁違い。
1時間ほど、ボンヤリしたりルークくんを撫でたりしながら過ごす。
クリーデンス・クリアウォーターリバイバルのベスト盤が心地よい。スクリーミンJホーキンスの「I Put a Spell On You」は、やっぱりオリジナルの方がカッコイイよな。でもクリーデンス・クリアウォーターリバイバルは私のフェイバリットグループ。ボーカル&ギターのジョン・フォガティは、私の中でナンバー2のボーカリスト。トップは誰か? そんなのアニマルズのエリック・バートンに決まってる。
さて、空は明るいけれど、もう17時。そろそろ帰ろうか。
オーナーに挨拶をして、バイクに火を入れる。
帰宅まで1時間少々。
まあ、悪い週末でもなかったかな。
明日は10時から仕事の打ち合わせ。
そろそろ切り替えないといけないけれど、とりあえずビールを飲んでいるよ。
では、皆さん来週も頑張りましょう。
じゃあね。