平気、の奥にある場所について
- カテゴリ:日記
- 2025/06/16 18:50:21
深夜2時過ぎ、コップに半分だけ注いだぬるい水を飲んでいたとき、
僕はふと、自分の口癖のようになっている「平気だよ」という言葉について考えていた。
「平気」というのは、不思議な言葉だ。
表面はとても軽くて、宙に浮いている感じがするのに、
その下には、何かひんやりとした重さが横たわっている。
まるで、湖の表面を風が撫でて、その下に沈んだ枝や石ころを誰も見ないようにしているみたいに。
昔から僕は、うまく人に頼れないタイプだった。
それが性格なのか、育ちなのかはよくわからない。
でも子どものころ、風邪をひいたときにすら、母親を呼ばずに自分で水を飲んでいた記憶がある。
なにかを我慢することが、“まともな大人になる条件”のような気がしていた。
そして、その習慣は今でもどこかに残っている。
うまく休めないとか、人に迷惑をかけたくないとか、
「ひとりでなんとかしようとする癖」は、まるで皮膚の下に根を張っているみたいだ。
でも、身体って、誤魔化しに敏感だ。
本当は寂しいとき、眠れなかったり、意味もなく腰が痛くなったりする。
それでも僕は、やっぱり「平気だよ」って言ってしまう。
誰にも心配をかけたくない。
あるいは、誰かに深く触れられるのが怖いのかもしれない。
「甘えるってどういうことだと思う?」と、ある日、友人に聞かれた。
彼女は、ちょっとスピリチュアルな人だった。
“チャクラ”とか“ハートの声”とか、そういう言葉を使う人だったけど、
僕は彼女と話していると、なぜか肩の力が抜けた。
「甘えるって、自分のままを誰かに預けることだよ」と彼女は言った。
「それをしても、世界は壊れないって信じられるってこと」
僕はしばらくその言葉を飲み込めずにいたけど、
最近になって、それが妙にしっくりくるようになってきた。
甘えることは、なにかを奪う行為じゃない。
誰かと“信じてつながる”という、静かな営みなんだと思う。
人に「平気じゃない」と言うのは、いまだに難しい。
でも時々、自分の中の小さな声が言う。
「少し疲れた」「ちょっとだけ、助けてほしい」って。
その声をすぐに無視しないこと。
たぶん、それが僕なりの「甘える練習」なんだと思う。
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りりさんも!
これは自分が絶対にしないとダメと決めつけてしまい、他人に頼ることを知らない
そんな感じでした。
でも調子悪くなっちゃってね、人に頼ることも大切だなって思うようになりました。
ちょっと辛いかな、疲れたかなって思ったら少しお願いしてみる。
自分が壊れてしまったら何も出来なくなると、そちらの方が迷惑かけちゃいますからね。
少しの体からのサインを見落とすことなく、甘える練習がんばってくださいね^^
甘えられる方が見つかりますよ
甘えられずにいます。