Nicotto Town



重賞展望


【しらさぎS】去年まで米子Sとして行われてたレースが重賞昇格。安田記念の2週後で良い馬なんて集まらんやろと思ってたけど格だけならそれなりのが出て来たなと。JRAから要請でもあったんかな。阪神マイルやからドスローの上がり特化なら前有利、急⇒緩⇒急の流れなら差し有利、あとは馬場次第といったところかな。ちなみに今年はCコース替わり週で21,22年が開催3週目Bコース替わり週。血統もどこまで参考になるかはわからんけど米子Sで目立つのはディープやロベルトの血。

チェルヴィニアがここに出て来たのはちょっとびっくりやね。どういう意図があるのかはわからんけど。最大のポイントはやっぱり久々のマイル戦なのは間違いない。桜花賞なんかは出来が良くなかったのもあるとは思うけど大外枠でやや出負け気味ながら序盤から出して行って惨敗。マイルの速い流れに乗せすぎると脚が溜まらず伸びを欠くのは典型的な中距離馬といった感じ。ここも当然ミドル以上で位置を取りに行くのは危険で全体の流れに関係なく自身59.0-33.0くらいのバランスで行くのが良さそう。ただ本質的にはそんなに斬れるタイプでもないからマイルやと上手く乗る必要はあると思う。斤量57キロもこれまで55キロまでしか背負ったことがないことを考えれば気になるし、相手弱化やから確勝みたいな扱いは危険かなと。レーベンスティールは初のマイル戦で同じくここに使う意図は読めへん。距離に関してはやってみなわからんというのが正直なところやけど当然ながらマイル質の速い流れなんかは未経験やし中距離でもそんなに位置を取るタイプではないだけにマイルが合うイメージは湧かへんかな。59キロ自体はエプソムCで勝ってるしそこまで気にすることないかもしれんけどその時のメンバーはかなり弱かったしなぁ。ルメールを取られたのも状況的に良くない。そもそも前走AJCCの時に「ダノンデサイルとレーベンスティールが同じくらいの人気なら断然ダノンデサイルの方が買いたい」って書いたようにレーベンスティールって勝つ時のインパクトが強いからか毎回過剰人気になるから馬券的にはどうしても狙いたくない馬になるんよね。シヴァースは前走久々のマイル戦で勝ったけどこれまでにマイル質の速い流れは経験してへんだけにペースが上がってどうかってのはポイントになりそう。モーリス産駒全般としてワンペースである程度上がりが掛かった方が良い馬が多いから終わってみればむしろ合ってたって可能性もありそうやけど。あとはどれも穴になるかな。まずはダディーズビビッド。前走安田記念は流石に相手が強かった。良かったのは2走前の六甲Sで、これまでは千二ではスピード不足、マイルでは気性の難しさもあって脚が溜まらんような感じで千四ベストのイメージやったけど59キロを背負って後方から差して勝ったのはびっくり。勝ち時計も翌週シヴァースが勝った夢洲Sより0秒1速かったし、斤量差や立ち回りの差を考えたらより価値は上。問題は池添騎手が乗れそうにないこと、前走安田記念から中1週のローテ、そもそも安定して六甲Sのパフォーマンスを出せるか。結構あるけど穴狙いってそういうもんやしね。あとは人気サイドが苦労するならマイルのパフォーマンス上位のキープカルム、デビットバローズ、マテンロウオリオンあたりを。





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