不思議の島のフローネ ☆
- カテゴリ:日記
- 2025/06/23 12:29:48
不思議の島のフローネ・・
以前何度か再放送を見ていたのですけど・・
最後まで見たことはなくて・・
最後はどうなるのだろう?と気になってたのですけど・・
今回youtubeで配信されてるのを見つけてみ始めたら
面白くて・・
本当に丁寧によく作られたアニメで感心しました。
色彩やアニメ技術はもちろん今に比べたら昔の作品なので・・
なのですけど・・
今時の作品には欠けた心、と時間がありますね^^
特に大きな違いはなんなのかしら?
と考えて見たら、当時の時代のモラル感とか感性の違いなのかも・・
最近は子供が子供らしい、というアニメやジャンルが汚染されていて
無心で楽しめる作品って皆無な気がするかも・・
この不思議の島のフローネ、今回見て印象に残ったのは
何気ない景色や風景の描写の美しさ・・
技術的には今ほどの洗練度はなくても、想像できる空間値があって
その遊びの間が人々の想像力や感性の琴線に触れるのかも・・
そしてBGMに使われてる音楽・・
昔もなんの曲かな?と耳に残っていて・・
ほとんどがノルウェーの作曲家、エドアルド・グリーグの
叙情小曲集の曲が流れてるのですけど・・
時折主人公や家族が口にする音楽も、細部考証が緻密で・・
再放送を見た子供の当時は知識がなくて全く分わかってなかったのですけど・・
このアニメ制作に携わった方々の並々ならぬ音楽や様々な本物の知識、
芸術性の高さなどがかなりのレベルで、今回はそのレベルの高さに
驚き、感心しながら見ています^^
気になって原作を調べて見たら・・
元はスイスのロビンソンという小説で・・
原作ではスイス、ベルンの牧師一家の冒険記で子供たちはみんな男子。
アニメでは女の子に変えてフローネという名前にしてアレンジしたようですね・・
オーストラリアへの航路中嵐で遭難し、無人島で過ごすことになった
一家のお話なのですけど・・
アニメでは父親が医者、母親が農家の娘、ということで
サバイバルに必要な様々な知識が披露されていて
本当に勉強になります。
しかも、みんな何をしても最初は失敗したり、何度も失敗したり、
狼に襲われたり、風土病だったり毒虫にやられて失明しかけたり・・と
次々災難も降りかかるのですけど・・
父親の博識と理性、母親の子供を守ろうとする強い愛情、
そして天真爛漫な主人公フローネの存在で
過酷な環境にあっても家族の絆や子供の目から見た無邪気な
無人島生活の楽しさなど、なかなかの秀作だと思います。
作品は50話と長く・・
まだ3分の2くらいしか見ていないのですけど・・
なかなかに楽しいです^^
こういった無邪気で子供らしいキャラが出てくるアニメって
最近見かけなくなってるかも?
いかにいつの間にか子供目線での環境が汚染されてるか?
考えさせられますね・・
こちらで見れます。多分期間限定なのかも?
https://www.youtube.com/watch?v=aIeXBDBfSMY
検索すると次のシリーズを見つけることができますけど・・
順番の再生リストがないようなので検索した方が早いかも・・