重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/06/23 19:52:22
阪神と東京開催も終わって今週末から夏競馬本番といった感じ。重賞は函館記念とラジオNIKKEI賞の2つ。
【函館記念】函館2000は初角までの距離があるから1800と比較しても序盤のペースが流れやすい傾向。実際このレースも24年こそ前後半イーブンやったけど20~23年は1秒4~3秒5のハイペース。それに加えて例年最終週に行われることで内を中心にかなりのタフ馬場になってることも多く外差しがズバッと決まることも多い印象。ただ今年は日程が変わって開催3週目。この日程は過去5年では21年だけでこの年の勝ち時計は10年間でも最速。1秒7のハイペースながら前に行った馬2頭が馬券絡み。今年も例年以上に馬場状態は良さそうで内や前で立ち回った馬の有利が顕著。昨日の雨がどこまで影響するかはあるけど基本的には余程の展開でもない限りまだ後方外回しは厳しいような気が。血統ではロベルト、ステイゴールド、キングマンボ、ヴァイスリージェント辺りが目立つ。
ハヤテノフクノスケはコテコテのステイヤーって感じではないし中距離になるのは悪くないけど、じゃあ中距離で重賞級のパフォーマンスを見せたかって言われるとそこまでではないんよね。530キロを超える大型馬でコーナーでは大体外を回るタイプだけに内有利な小回りコースで上手く立ち回れるかも疑問。去年1番人気やったサヴォーナも内枠を活かせへん大型馬で外に出して差し届かずやったけどそんなイメージ。マコトヴェリーキーはここ2走長めの距離+ゆったりした流れを先行して良さが出てるけど前傾ラップの2000mで同じことが出来るかどうか。まぁ、元々は中団からの競馬をしてたし2勝Cの内容から内回りも問題ない。血統も合いそうな感じには見えるかな。マイネルモーントもゴールドシップ×ロージズインメイで血統的にはいかにも合いそう。ただ中山金杯では斤量3キロ貰いでアルナシームに1馬身以上離されての2着。能力的には1枚劣る感もあるから内枠でも引いて上手く立ち回れたらという感じかな。アルナシームは重賞勝ちの中京記念と中山金杯でいずれも本命打ったように狙い時は明確で小回り中距離+締まった流れ+内が使える馬場+内枠。モーリス産駒で母がアルアインやシャフリヤールの全姉って考えたら妥当なタイプに出たなと。今回能力や適性で問題はないと思うし内枠を引ければ、と思ってたけど斤量59キロは流石に気になる。ディマイザキッドはスタートが遅く位置を取るのはほぼ無理で長く良い脚を使うタイプなだけに例年通りの最終週ならともかく外差しが殆ど決まってへん今の馬場がどうか。穴っぽいところではまずトップナイフ。ゲートに難があるのは問題やけどそこさえクリアすれば先行力と機動力がある小回り巧者で洋芝実績もあるから適性としては充分。あとはヴェローチェエラ。どう見てもステイヤーではないからここ2走は度外視。日経新春杯の時は正直過剰人気やと思ってたけど後にGⅠでもそこそこ好走するショウナンラプンタやマイネルエンペラーと僅差で走れてるなら能力的にはここでは充分通用する。小回りの経験は乏しいし立ち回りの上手なイメージはないからそこは道ではあるけども。最後に中山金杯では厳しいペースを先行して3着に残したボーンディスウェイを。