Nicotto Town


そこに無いなら無いですね


きょうはちょっとたいへんだった

今日はちょっと大変なことがあった。

昨夜、深夜に突然電話が鳴った。零時頃だったと思う。
こんな時間に電話なんてどうせ海外からの詐欺電話とかに違いないと思って一回目は出ず、そのまま寝ようとしたんだが、暫くしてからまた鳴った。

こんなに鳴るのは何かあったのか?もしかして施設に入ってる母の容態が…?とか思いながらスマホを手に取ると、名前欄には「父」と表示されてる。

ああやっぱり、と思いながら電話をとると、電話に出たのは女性だった。
しかも、「青森の○○病院ですが」との事。
ここは関東。母も当然関東の施設に入っている。

間違い電話?と思いつつも、「○○さんの娘さんですよね?」と私の苗字を言っている。

どうやら父が青森の病院に搬送されたとの事。
なぜ青森?等考えつつ、話を聞いていると、

どうやら父は旅行中で、友人とお酒を飲みかわしてたのだが、いつもと言動や様子がおかしいとの事で、父と一緒に飲んでた友人が救急で病院に連れていってくれたそう。

一応会話などはできる状態との事だが、いつもより攻撃的だったり、友人の名前を思い出せなかったり、店を出る時にお金をちゃんと出せなかったりしたらしい。
脳梗塞等を疑って病院に連れてってくれたのだと思う

これから検査をするとの事で電話にいつでも出れる状態にしておいてほしいと電話の向こうの女性が言っていた。
深夜0時過ぎ。どうせ眠れなかったので不安を抱えつつも検査結果を待っていた。

1時間後くらいに検査結果が出て、問題はなさそうとの事。
ただ、脳の詳しい検査をする機械がその病院には無かったので、もう少し詳しい検査をするために、脳の病院へ移動して、また検査するとのこと。

また30分か1時間くらいして、脳の病院から電話がかかってきた。
「これから検査するのでいつでも電話が繋がる状態にしておいてほしい」とのこと

脳の検査は結構待ち時間長かった。3時とかそのくらいだったかな、電話が来て、やはり特に異常は見当たらなかったとの事。

だいぶお酒に酔ってたようなのでその影響かも?という事で、とりあえず入院とかにはならなかった。

父の友人はこんな深夜に、ずーっと付き添ってくれたようだ。

検査中も父は攻撃的な感じで、採血を拒んだり、トイレに行かせてくれ!と我儘を言ったりしてたらしい。

結局、今日の午前中に帰ってくることになって、私が父に電話をかけた時は、父は一見特に普段と変わりない状態に戻っていた。

家に戻って父に会うと、攻撃的どころかシュンとしていた。ほぼ徹夜で検査してたので眠かったのもあったと思うが。

父はかなりの酒飲みだ。もう歳だから若い頃のペースでついつい飲んでしまっての失敗…という感じなのかもしれない
それならむしろまだいい

心配なのはやはり認知症。脳の検査では何の異常もなかったようだが、梗塞とかは無いにしても、認知力の低下はどうだか分からないと思う。

ただね…父の友人が「いつもの優しい○○さんじゃない」って今回の父のことを言ってたけど、私が子供の頃の父ってどちらかというとその攻撃的な方のイメージが強いんだよな

怒ってることが多く(私が怒らせてたのだが)、よく怒鳴る、怖い父親ってのが子供の頃に感じてた父の印象。
最近は歳をとったせいか丸くなったのかなあと思ってたけど、根っこの性格は変わってないという事なのだろう

だから、攻撃的と聞いた時、父の性格が変わってしまったとは思わなかった。
「ああ子供の頃に見てた普段の父の姿だ」って思った。

もしかすると、父は友人達には優しい良い人を演じてるのかもしれない。

歳をとって丸くなったなあと私が感じてるのも、私が離れて暮らしてるから「他人」に近くなって、私に対しても優しい性格を演じるようになったのかもしれない

とりあえず、今んとこまだ様子見といったところ。。

癌が脳転移して今は寝たきりの母もだが、何でみんなして脳に来てしまうのやら。
私もいずれそうなるんだろうなあ

それにしても、父は良い友人を持ったと思う。本当に
いい歳のおじさん…いやお爺さんという年になってもたまに一緒に旅行に行けて、しかもちょっと普段と違うというだけで病院に連れて行ってくれて、しかも深夜までずっと付き添ってくれる

こんな友人を持つ人、そうそう居ないんじゃないだろうか。特に男性は定年退職と共に交友関係が途切れて孤独になるケースも多いから。

父の友人たちには本当に感謝。そして申し訳ない。
そして私も父に申し訳ない。最近帰れてなかったし。

また日常が戻るといいなあ





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