どんな政治家でも物価高には対抗できない
- カテゴリ:日記
- 2025/06/25 01:56:31
物価高の原因としては、①エネルギー価格の上昇、➁円安による輸入コスト増、➂物流コスト増、④労働コスト増、⑤世界的な需要増、⑥増税などの政策、⑦デフレ脱却誘導などが、複雑に絡み合っていることが考えられる。その結果として、食料品の価格上昇、光熱費の上昇、交通費の上昇、日用品の価格上昇などに表れている。この複雑怪奇な事象を押さえ込むことを出来る政治家がいるだろうか。過去に物価上昇が後戻りしたことがあるだろうか、まさか再びデフレ時代に戻す政治家はいないだろう。もしある商品の価格を下げたいと思っても、多種多様な要因が絡まっているので、一部分だけにメスを入れても弊害を生み出すことになりかねない。
今年の食品の値上げ率は、酒類・飲料20%、菓子18%、加工食品17%、原材料13%、調味料12%、乳製品7%、パン6%となっているので、最近は購入するものがかなり少なくなった。酒類と原材料、牛乳と食パンは最低限のものしか買わなくなった。菓子や加工食品はほとんど買わないし、調味料は自家栽培のトウガラシを中心に調理をしているので、醤油とマヨネーズを買うくらいだ。それでも毎週購入する必要はあるので、年間にすればかなりの支出になっている。政治家に出来ることは、一時的に現金や補助金を配ることくらいしかないが、選挙が無ければそれもしないだろうから、政治家が物価を抑えると公約に使うのは勝手だが、実際に具体策を出せる政治家はいるだろうか。結局のところ、庶民は支出を抑えるしかないのである。たとえ賃上げされている一部の社員でも、値上げ率を見れば喜んでいられる状況ではないことが分かるだろう。
日本チェーンストア協会は、5月の全国スーパーマーケット総販売額が前年比4.6%増加して、3か月連続して前年比プラスだとしているが、留まることをしない物価上昇が続いていることだ。そのうち食品は70.5%を占めている。物価高対策を公約したから実現できるものでも無いだろう。やはり参院選も各党が物価高対策で攻めるのだろうか。
さて今日は雨降りの予報ではあるが、今朝は台風2号から変わった熱帯低気圧が北上しているものの、雨は降っていないが涼しいので快適な朝を迎えた。今日は、熱帯低気圧に流れ込む気流の影響で、最高気温は27度の予報になっている。今日は、暑さから解放されそうだ。