大卒だったつるの剛士さん。
- カテゴリ:日記
- 2025/07/07 15:38:59
昔、もう今の若い人は知らないかもしれないけど、芸能人のつるの剛士さんという人がいて、いまやこの芸能人さんは、大卒である。堂々胸を張って社会をあるける人である。やっぱり大卒というのは、学歴コンプのある私からすると、えらい事である。大卒マウントとるなんて恥ずかしいというけれど、やっぱりそこには大学で学んだ実績と学ばなかった人というのには、溝ができるのは仕方なくて悲しいけど、実際そういうものが無いとは言い切れないのが現実である。そしてつるのさんは大卒である。日本の高等教育を修了した人物だ。高等教育を修了した人というのと、してないというのとで、見えるものに違いがある、というと、高卒の私には信じられない。でも、きっと大卒の人からすると、大きな違いを感じている事でしょう。景色は高いほうからのほうがよく見渡せる。
おバカと言われていた、つるのさん。
昔、テレビでお笑い芸人の人につるのさんが毎週毎週馬鹿だ馬鹿だと公然と言われていた時代があった。おバカキャラで売り出していたのだ。そんな人でした。私はあのテレビを見ながら、来週つるのさんがいきなり芸能界をやめてしまわないか…仕事行きたくないってならないのか…こんなに人前で馬鹿にされて、なんという辛い事を仕事にしてるんだろう。男の人だから、より深く傷ついているのではないかと思っていた。そんな心配をよそに、馬鹿馬鹿と言われ続けていた芸能人は生き残り、出世し、つるのさんに馬鹿って言っていた伸介さんのほうが芸能界からいなくなった。今となってはなんだかそういう事があってよかった(?)という事になるけれど、テレビの前で全国民に馬鹿にされていたけど、やっぱり生きているだけ儲けであり、芸能界に生き残り続けているつるのさんは、実際がどうあれ、大卒で、人を育てる側のプロになろうとしている。そういう人の人生は、誰もが応援したくなるような。あれだけ毎週全国民の前で馬鹿って言われてたつるのさんだけど、強く生きているという事実が、なんだか凄い。かっこいい。面白さでいうと天才の伸介さんは確かに天才で賢くて面白さは髄一だったけど、面白くなくて馬鹿にされていても、生きて今、人を育てる道を歩み始めた人の魂がすごく強くて、かっこいい。まだ平成だったあの頃、おバカの代表格として名をはせたけれども、きっと今生きているだけでも、厳しい芸能界。ご法度をして追放同然の人が多い中、男としてあんなに辛い仕事に耐え続けて人を育てる学を志し、生きているつるのさんが、本当にかっこよすぎる。人としてああいう人が最高なんじゃないかとか思ってしまう。馬鹿って言われて傷つく気持ちをきっと日本で一番知ってるつるのさんだから、必ずや誰かの希望になるだろうという気がしてならない。というか、私の希望である。馬鹿と言われなくてももう十分すぎるほど馬鹿なのはわかっている希望の無い人に、つるのさんが本当に美しすぎる程に希望の光を放っている気がした。