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PAMPA -今日の気になる-


備蓄米を関税交渉のカードに出来ないのだろうか

小泉農相 “新米価格下落なら 新米を備蓄米として買い戻しも” (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250709/k10014858541000.html



備蓄米用の米の買い戻しは、米国との関税交渉のカードとして使えないのでしょうか。

トランプ大統領は、「日本はわれわれからコメを買おうとしない。それなのに日本は深
刻なコメ不足になっている」と、アメリカから米を輸入しない日本に不満を抱いてい
ます。しかし、米の輸入拡大には、自民党の支持基盤の一つである農業団体が強く反
対しているのが現状です。

備蓄米制度は、政府が毎年約20万トンを目安に米を買い入れ、保管期間の5年を過ぎ
た備蓄米は主に飼料用として売却されます。このため、平時は市場で販売されない
とから、米の輸入拡大に反対する農業団体に配慮しつつ、米国から米を買い入れるこ
とで、日米貿易摩擦の緩和や米国側の不満にも対応でき、双方にとって良い方策なの
ではないでしょうか。

政府が米国から購入する米に関税をかけ、それを国に納付するのはおかしな話です。
したがって、無関税のミニマムアクセス輸入分とは別に、無関税で購入すれば良いと
思います。


関連記事
トランプ大統領の「日本はコメ買わない」発言、石破政権は対応に苦慮 (Bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-07-01/SYOZPRT1UM0W00

ミニマムアクセス米、3万トンを3カ月前倒し入札 85%が米国産 (朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/AST6W30ZPT6WULFA00PM.html




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