Nicotto Town



推しの子

今日、ようやく最終巻を読みました。そういえば最終巻出てるんだっけ、と思いながら何故か買わず、今日本屋へ行ってあ、あるなあと購入。


読んだ感想としては、主人公回りの人物描写や要所要所の場面描写はものすごく丁寧だったのに、最後はやけにあっさりとした終わり方だったなあ、でした。

なんというか、カミキヒカルが結局どういう人物で、どのように壊れていたのかがよくわからなかったので、アクアが死ぬ描写に対して「何で?」っていう疑問しかわかなかったです。もっとカミキヒカルの狂っている描写が欲しかった。「あ、こいつダメだ。殺すしかねえ」って思うほどの狂気が欲しかったですね。作中の描写じゃ、犯罪教唆はしまくっていたらしいけど、ただそれだけの人だったというか…。もっと掲載している雑誌のモラルの限界を責めるような狂った描写が欲しかったですね。

まあ、とはいえただの一読者の要望なので、別に不満がある、って程ではないと思います。ああ、そういう終わりかたっだたのね、というくらいで。きっと、ニーアやらぼくらのやら宝石の国やら、そういう鬱展開の作品に触れすぎてしまっているから、物足りないなあ、とか失礼にも思っているだけです。きっとそういうこと。




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