「クマを殺すな」北海道福島町役場に苦情相次ぐ
- カテゴリ:ニュース
- 2025/07/20 00:06:58
●《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘 (NEWSポストセブン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d077d5d4f7a0ffc75b697264579254d984db1ab7
●福島町内で採取の体毛 4年前に女性襲ったクマとDNA一致 (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250718/7000077015.html
●駆除されたクマのDNA 死亡男性の衣類に付着の体毛と一致 (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250719/7000077032.html
●イタリア人男性観光客(49)、子グマと自撮りした翌日に野生のクマに襲われ死亡 /ルーマニア (朝鮮日報)
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/07/12/2025071280007.html
福島町のような、住宅や商店、学校があり、子どもたちが生活する市街地にヒグマが
出没する状況で、「殺さずに共存する」というのは、非常に難しく、また非現実的であ
ると感じます。
動物愛護の精神は重要ですが、クマが度々人里に出没するなど、人の生命や安全を脅
かすレベルになった時、優先されるべきは人の命でしょう。
子供たちや大切な人が被害に遭ってからでは取り返しがつかいのです。
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「クマを殺すな」が「無責任な主張」と感じる理由
現地での被害を経験している方からすると、以下のような点が特に「無責任」と感じ
られるのではないでしょうか。
・現実的なリスクを負っていない: 実際にクマと遭遇する危険性や、生活への影響がな
いため、当事者の不安や恐怖が理解されていないと感じる。
・具体的な解決策の提示がない: 「殺すな」と言うだけで、どのようにしてクマとの共
存を図るのか、どのように住民の安全を確保するのかといった、具体的な代替案や支
援が示されない。
・保護の困難さへの無理解: クマの保護や管理がいかに専門的な知識と多大な労力、
費用を必要とするか、その困難さを理解していない。簡単に「保護しろ」と言われて
も、現実的には難しい場合が多い。
・当事者意識の欠如: 自身がリスクを負わない立場から、安易に理想論を語っているよ
うに映る。
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私が住む自治体では、今月だけでも(18日現在で)既に10数件のクマの目撃情報があ
り、山間部だけでなく市街地に近い郊外にも出没しています。これはもはや他人事で
はなく、身近で深刻な問題です。
福島町役場には、クマの駆除に対しての苦情電話が殺到していると聞きます。しか
し、「クマはかわいい」というイメージが先行しているせいか、「クマを殺すな」とい
う主張は、実情を伴わない綺麗事であり、無責任な意見だと私には思えてなりません。
実際にクマに人が殺害されているにもかかわらず、クマによる被害の状況を知らない
人が「クマが可哀想だ」と主張するのは、野生動物の脅威を知らないか、過小評価し
た無責任な意見に聞こえます。