急冷コーヒーと特捜部Q「カールの罪状」
- カテゴリ:コーデ広場
- 2025/07/20 07:04:09
海の中も暑いのだ!わしらにもアイスを分けてくれ byイカット
もらったステキコーデ♪:19
通院の帰り 痛みとしびれに耐えかねて、UCCカフェ二に行った。
あそこは コーヒーがおいしいのだけど、少しお高いのでめったに行かないのだけど、特別いやなことのあったときの憂さ晴らしに。
(私の場合 気晴らしは楽しみを得るために行うこと
憂さばらしは 気分転換的意味で使ってます
辞書的には 憂さばらしは 八つ当たり的意味に使われることが多いみたいですが)
・迷った末にアイスコーヒーにした。
アロマの香りが良かった。
サイフォン式のコーヒーは ほんと香りが良い
残念ながら 『急冷』とは名ばかりで 生暖かった。
しばらく置くと ほどよく冷えたが・・
『急冷』を名乗るなら、グラスも事前に冷やしておき
入れ立ての香りと 最初からキリッと冷えたアイスコーヒーののどごしを両立させれば良いのに。
・あまりにも気が滅入るので、コーヒーゼリーをお土産にした。
こちらは 細かいザラメもセットになっており 意外とおいしかった。
これからは、コーヒーゼリーをつくる時、イタリアンローストなど苦みのあるコーヒーを濃いめに入れて作ろうと思った。(マイルドカルディは飲みやすいが、コーヒーゼリーにするといまいち物足りなかったので)
コーヒーの苦さと コンデンスミルクのような甘さの対比がいけるかもしれないと思い 早速自宅でやってみたら ビンゴだったw
・さて、UCCカフェでは 今では隣接の書店でのレシートでの割引はやっていないが・・
せっかくの寄り道だから本屋にもよった。
といっても 店内を歩き回る元気はないので、料理本コーナーと早川・山川コーナーへ直行。(笑)
山川コーナーではアフリカ・イスラム関係のリーフを数冊購入
万博ナショナルデーの関係で アフリカ史やアフリカのイスラム史への興味が再熱したから。
私のほかにもそういう人がいたのか、意外と、過去の出版物でコレまで店頭に置かれていなかったもの(ネットで取り寄せようか迷っていた本)が出ていたので 中身を確かめて即買い)
アフリカ史は白人中心史観の差別的な内容が多いので
中身を確かめてから買うことにしているのですw
・「偏見に基づく研究・本には金を出さない」主義なので。
逆に言えば「定説・通説とされた偏見」に立ち向かう論者・それを支える出版物を支援するために 本を購入しています。
・日本の場合、「偏見に基づく通説」に異議申し立ての研究をしているのは、意外と 女性研究者が多いのよねー。
男中心主義の学会に抗して生きる女性達だからこそ、しがらみにとらわれないで研究発表ができるのかな?
そういう研究を 性別等にとらわれず 中身を評価して出版してくれる山川さんが好きです。
(新潮のように 話題作りのために波風を立てて購買数を稼ぐ目的で発行して 最後は 第5列に利用されるだけの糞出版社は嫌い)
・早川からは、特捜部Qの最新刊『カールの罪状』文庫本が出ていた。
ユージン・エーズラ・オールスン (デンマーク)
書籍版は2023年6月初版
文庫本は2025年3月初版 上下
最近の文庫本は高く上下に分割されているので、書籍版1冊買うとの価格的には大差ない、むしろ早く購入でき、表紙絵も楽しめるから書籍版の方がお得という気もしないではないが、書店が店頭に置かなくなったから買いにくいのだ><
書店が、売りやすい本しか店頭に置かなくなって久しい><
もはや良心的出版社は 倒産するしかない状況
クラッシックのCDが 即売り切れで 購入できなくい状況と同じになってきた。(発売数を押さえすぎ><)
だから 偶然知った演奏家や声楽家の音楽が聴けない状況が増えてきた。
ネットで聞ける曲は音質が悪いか広告が多すぎて聴く気になれないし
流行が激しすぎるので、「一つの演奏を聞き込む」、「一つの曲の各種の演奏を聴き比べて表現法を探る」には適さないし><
・さて、デンマークのエーズラは、本作でもさりげなく 本国の暗部を書き流していました。
デンマークでの安楽死(尊厳死)とは、「患者に飲食物を与えず餓死させること」
その噂は 以前から聞いていましたが、まさかと思っていたらほんとだったようです><
見失ったけど、この本のそのシーンを読んだ後、検索したときに見たPDFファイルのれっきとした報告書では
ヨーロッパ各国では、低所得者層ほど終末期医療の受領率が低く、尊厳死の選択率が高い。
しかも家族との縁がうすい者・一人暮ら死の人ほど安楽死を選択させられているというデータが出ていました。
まさに カールとその父の関係がそれに当てはまる><
昔話の『姥捨て山」ほどの情も倫理感すらないのが
現代の『安楽死・尊厳死」の推進であるという実情
イデオロギーで美化して法制度化しようとしている『他者の命の選別』そのものが 尊厳死の実態!
・一方 特捜部Qの方はいつの間にか第9作で 10作目も翻訳待ち(2023年にデンマークで出版済み)ですが
9作目は 今まで以上に タイムバックの多い構成でもはや映画のシナリオに近い(このシリーズが ドラマ化されているのに影響されているのかな?)
第1作が2007年ですから・・
そのときから1950年生まれの筆者が見てきた社会(生活感)が投影された作品なので・・
主人公への共感がゼロでも ついつい 毎作購入してしまう
・印象的二つ目は、コロナのロックアウトの厳しさ
日本では うっとうしい!という印象でしたが
デンマークでは もっときつかったのかなという印象
それとも筆者が 業界に近しい人だったからそう感じたのだろうか??
・内容に関しては・・10作目の前奏曲といった感が強い第9作でした。
”日本初※の独自製法で生み出した飲まないコーヒー『YOINED(ヨインド)』発売。
※ 特許6849552号
コーヒー焙煎豆を粉砕し、その粉砕物と、別途コーヒー豆から抽出されたコーヒーオイル(食品中1%以上5%以下)、硬化油を混合・混錬する。これを成型して固めることで、コーヒー微粉砕物がコーヒーオイルや硬化油でコーティングされ、コーヒーの香りがしっかりと閉じ込められ、口に含んだときにコーヒーの香りが溢れ出す食品を製造する技術。”
https://www.ucc.co.jp/company/history/ より
・実際 コーヒーゼリーなのに まるで 本格子コーヒーを飲んでいる感じ! でしたもん♬
腹持ちも良かったので 来夏も買おうかな♬ (1年後かよと突っ込まないようにw)
・ちなみに 商品としての ヨインドは お菓子らしくって 詳しくは↓
https://www.ucc.co.jp/yoined/
手間暇かけてつくっているだけあって お菓子としても高級だわ (;'∀')
UCCカフェで バランスの良い飲み物とセットで 季節限定商品として 喫茶メニューに入れてくれないかなあ・・
UCCの魅力は 日本人の感覚になじむ 『コーヒーのおいしさ・素材の可能性を引き出す技」ではなかろうかという気がする