重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/07/29 19:31:12
クイーンSの展望の前に昨日の日記の訂正を。アイビスSDは父サンデー系未勝利って書いたけど正しくは去年のモズメイメイがリアルインパクト産駒で初勝利でした。相性が良くないのは間違いないけど。
【クイーンS】札幌は東京に次いでコーナー径が大きく、それでいて直線は短いというJRA全10場の中でも最も円形に近いコース。コーナーで緩まず緩急がつきにくくロンスパになるからか差しは比較的決まりやすい印象で、このレースも初角までの距離が短く序盤のペースが上がりにくい1800mとしては差し馬の好走も多め。とは言え開幕前半(19年以前は開幕週、20年以降は開幕2週目)に行われるレースやからね。後方から外をブン回してというより内枠やコーナーでのロスを抑えて差してこられる馬が優勢。血統ではダンチヒやノーザンテーストあたりが目立つ。
アルジーヌは一族に中山重賞好走馬が多い小回りや直線の長いコースでの非瞬発力戦が得意な馬で、得意とは言えへん直線の長いコースや瞬発力戦の近2走でも崩れへんかったあたりかなり強くなってるのは間違いない。内枠から上手く立ち回れるしコーナーで加速できる馬やから内枠でも引けば人気でも普通に重視せなしゃーないかな。クリスマスパレードは前走は出負けもあったけど単純にマイルは短いし直線の長いコースでの決め手勝負も厳しい。2000m以上あった方が安心ではあるけど距離延長や直線の短いコースになるのはプラス。ただ今回他に前に行く馬が多くて展開利がなさそうなのと牝馬にとってはかなり厳しい斤量57キロがどうかな。レーゼドラマは前走オークスは例年前に行く馬にとってはかなり厳しいレースやから仕方ないとして、2走前のフラワーCも完勝とはいえ馬場や展開に恵まれたしパラディレーヌが出遅れて自滅したのも大きかったからね。瞬発力不足で条件自体は悪くないけどこれも前に行くタイプで展開利が見込めへんのと古馬の重賞級相手に通用する能力の裏付けはまだないかなと。53キロの斤量は魅力的に見えるけど去年の1,2着、一昨年の1着やった3歳馬は51キロ。フェアエールングは近3走ローカルGⅢで2,1,2着。2,3走前は軽斤量で恵まれた感があったけど前走福島牝馬Sは56キロを背負って2着やったことからも力はつけてる。どれも内枠から上手く立ち回れてるから今回も内目の枠が引ければといったところかな。穴っぽいところではビヨンドザヴァレー。前走ヴィクトリアMは相手が強かったのに加えて速い流れを追いかけすぎた。内枠を上手く使えるから良い枠を引きたい。あとは展開的に向くかは微妙やけど直線短いコースでの持続力戦向きのフィールシンパシー、タフな消耗戦でスタミナが活きるならライラックあたりを挙げときます。