Nicotto Town


彩の松ちゃん


自然が秋の訪れを知らせてくれる

今日は、偏西風が朝鮮半島付近で南下してから、日本海を流れて東北を通過している。先週より偏西風が南へ移動しているので、冷たい空気が入りやすくなる。また朝鮮半島で南下した半分の偏西風は、中国大陸で高気圧を形成しているので、日本には西から涼しい空気が入りやすい。そして太平洋高気圧は、日本の東海上に追いやられているので、日本列島上空は台風など低気圧の通り道になる可能性が大きい。現在、黄海と樺太の西に低気圧が移動してきているので、今週後半は猛暑が収まる見込みである。ただし週前半は、台風10号に流れ込む南風で関東の猛暑は最後のピークとなるだろう。ただ太平洋高気圧が、居座ることに変わりはないので、雨降らずの晴れの日が続き暑い残暑はまだまだ残るだろう。最近は、夕立も発生しなくなったので、まさに熱帯気候の乾季に入ったような状況が続いているが、いつ解消されるのか心配されるところである。

 

さて気象状況は、天気図から見ても真夏の気圧配置とは違ってきている。外では秋の草花がつぼみを持ち始め、ヒグラシゼミの鳴き声が聞こえ、夜にはスズムシやコオロギが合唱をやっている。確実に秋は近くまで来ているが、海面水温が熱いので急に寒くなることは無いだろう。だがアリとキリギリスの童話を忘れてはいけないと最近は思うようになった。

 

 

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