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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 552 まるでお水の母のように

子供の頃に悲しかったエピソードとして、親が水商売だった人の話を聞いたことがある。「親が夜中になるといなくなって、どこに行くの?行かないで?ってさみしくてさみしくて、親が水商売に行くのが寂しくて嫌だった」というエピソードを聞いた事があって…そんな子供だからこそお母さんも私がんばって贅沢させてあげたいと思ってたに違いないぞ~と親子愛に泣きそうになってた。


子供が寝静まった後、というのは、親が掃除したりプライム無料映画みたりなんかしたりする大切な行動時間。そんな時間に24時間スーパー行ってた。行きたかったから。あわよくば、深夜に値切り品がないか、お得がないか見たかった。そしてお得な値切り品を買いたかった。でも、深夜ってほぼ割引シールは貼られないみたいです。深夜に行ってもあまり安いとかは無いみたい。やっぱり買い物って楽しいですから深夜に買い物行くのって息抜きだったんですね。

お母さんどこに行ってたの
そしたら夜中に深夜スーパー行って家に帰ったら、子供が途中で起きて泣いて、主人があやしていた。なんで?どうしたの?熱でもでたの?と驚いてたら、「起きたらお母さんがいないから寂しくて泣いてた」っていうんですけど、まるでお水の母の子供と同じような悲しさを、私は子供に味合わせてしまいました。お水の人は子供のためにお金を稼ぐから夜中家にいなくなるのに、私ときたら、割引にもならない深夜のスーパーに息抜きに行って、子供に寂しい思いをさせてしまいました…こんな私となら、水商売のお母さんのほうが百倍マシで、自分のお水の母より百倍劣った情けなさに、そして子供の寂しくて泣いていた顔に、こんな母でごめんね、とグサっと心臓に杭が刺さる気持ちで、子供という生き物がいるから私は刑務所に行かないでおこうとか、深夜徘徊じみた買い物行かないでおこうと思っているんだ。と本当に本音で正直に真剣に嘘じゃなくそう強く確信しています。子供が一番の生活指導の先生。

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