Nicotto Town


彩の松ちゃん


恵みの雨が大雨特別警報に変わる

田んぼが干上がって一滴の水でも欲しかったが、それが今日は大雨特別警報級の雨の降り方に変わっている。

大雨の原因は複数合わさっていることにある。まず偏西風が先週よりいっそう日本列島で南下して蛇行していることだ。偏西風の中心が太平洋側を流れているため、日本上空3,000mは気温10度以下になっている。そして北海道の東にある低気圧から、寒冷前線が伸びその先に停滞前線が連なっている。日本列島上空には、冷気が流れ込んでいるため、太平洋の海面水温との間に極端な寒暖差が出来たため、太平洋側では大量に大雨が降ると思われる。北海道の東にある低気圧が去らないかぎり、前線は消えることは無いが、九州南部では寒冷前線ではなく停滞前線が発生しているため、長時間大雨が降る状態になるので、最大級の警戒つまり逃げることしか対策は無いと考える。九州南部は停滞前線の発生なので、少なくとも1~2日は大雨が降り続くことも考えていなければいけない。

さて我が家は、昨日から早場米(五百川)を試食しているが、いつも食べている彩の輝き、あるいは彩のきずなとは、やはり違うのであるが、コメの好みは人によって違うので美味いとか不味いとか評価するつもりはない。ただ五百川は、自分の感覚では、インディカ米ともち米を掛け合わせた食感食味を感じる。特に早場米を主食用にする予定ではないので、来月は地元産米を追加購入するだろう。問題は、値段ですね。全国的にコメの値段は同じなので、昨年より値上げされて5キロ5,000円が新米価格の目安になると考える。そして農業は、大規模化、大型機械化、スマート農業化などで、コスト増となる設備導入が必要なことから、赤字を出しながらコメを作っていた兼業農家は廃業するため、コメの値段は高くせざるを得ないと考える。
それから政府がコメ不足を認め増産体制に移行すると言っているが、今の時期に来年の種蒔き用の米を増やしていた農家は少ないだろう。また休耕田は、すぐ田植えをすることが出来ないので、来年の収穫が増産されることは、ほぼ不可能ではないかと予想する。そしてコメ不足の状況だが、本当にコメ不足なのかも不明なところである。今年は、円安と万博、富士山ブームでインバウンド需要が増えた可能性はあるが、需要は一時的に増加する傾向があるがピークを過ぎると急激に減少することが常である。コメが増産される再来年以降も、コメ不足になるほど需要があるのか、誰にも先は見通せないだろう。

今日は、関東上空まで低気圧の気流に乗って大陸から冷気が流れ込む。日中は、上昇気流が起きるため、全国各地で雷雲が発生すると思われる。急な落雷には警戒が必要である。大雨特別警報は、九州南部だけのことではない気象になっているから、他人事と思わないことである。




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