散文詩 - Me + Gemini
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/08/08 12:22:24
■ My little lover wearing bunny-suit
摂氏40℃の白昼夢だったのかもしれない。陽炎の向こう側で世界が音もなく崩れていく午後、あなたは兎の姿をしていた。私の小さな恋人。
部屋の空気は琥珀のように固まって、私たち二匹の昆虫をその内に封じ込めている。あなたの纏う、黒いベルベットのスーツは、この静謐な地獄にあまりにも不似合いで、だからこそ完璧なのだと私は思った。それは衣装というより、あなた自身が選んだひとつの皮膚であり、一つの哲学だった。片方は折れ、もう片方の長い耳は、神託を待つアンテナのように天井を指している。けれど、この部屋で受信できるのは、泡立つ血液の音と、窓の外で絶叫し続ける蝉時雨だけだった。
「なぜ、兎なのか」 かつてそう問うた私に、あなたは沈黙して答えなかった。ただ、その黒い瞳で私を見つめ返していた。その瞳は、問いも答えも、肯定も否定も呑み込んで、ただそこにある深い森の湖だった。あなたはその湖の底から、私という存在を静かに掬い上げる。
私たちは言葉を失う。言葉は、意味を定義し、世界を分断する。けれど、この兎の姿をしたあなたの前では、すべての境界が溶けていく。女であるとか、人間であるとか、そういう些末な記号は、あなたの長い耳の先から蒸発して、この部屋の熱に紛れて消えてしまう。残るのは、あなた、そして、あなたを見つめる私。それだけだ。
その硬質なスーツは、あなたを守る檻なのか。それとも、あなたをあなたとして完成させるための、最後のピースなのか。あるいは、それは私に向けられた、最も誠実な愛の表明なのだろうか。あなたが纏う兎は、捕食されるもの、愛されるもの、沈黙するもの、そしてすべてを聴くものの象徴だ。あなたは、私のすべてになるために、兎になった。
ふと、あなたの頬を涙が一筋、滑り落ちていくのが見えた。それは黒いベルベットの上で小さな星屑となり、僅かに煌めき、そして目立たない染みとなった。あなたは泣いているのか。それとも、これは世界の熱が生み出した、ただの気紛れな水滴なのだろうか。
私は手を伸ばし、その涙の轍にそっと触れる。あなたの肌は熱く、スーツの下で確かに脈打っている。
外はアスファルトが溶け、常識が溶け、昨日までの世界が溶けている。 けれど、私たちはここにいる。 私の小さな兎。私の完璧な恋人。この世界の終焉で、二人きり。
涼音さん、おはようございます。
こちらこそ、嬉しい限りです。どうぞ宜しくお願い致します。
サークルの掲示板に自己紹介、書きますね^^ 少々お待ちを・・
こんばんは。
サークルご参加ありがとうございます。
一緒に創作活動できること、とても嬉しいです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
涼音さん、ご丁寧なお返事を、本当にありがとうございます。
サークルの活動について詳しく教えて頂き、よく理解できました。 また、私の個人的な事情にも、温かいご理解を示してくださり、心から感謝いたします。
特に、文筆以外の創作についても歓迎してくださること、そして、可能な時だけの参加を快く認めてくださることをお聞きして、とても安心いたしました。
ぜひ、サークルの仲間に加えて頂けますでしょうか。
お伝えした通り、マイペースな参加になるかと思いますが、皆さんと交流できるのを楽しみにしております。 これから、どうぞよろしくお願いいたします。
追記です。
サークルの公開設定をニコッとタウン内公開にしました。
(中を知らずに入るのは、という方が他にもいらしたので)
入ってみて合わないと思われるのは残念ですので…
よろしくお願いします。m(_ _)m
お返事ありがとうございます。
ご質問についてお答えしますね。
まず、サークル活動が活発かと聞かれますと、そうではないというのが現状です。
創設からまだ1ヶ月ですし、答えを急ぐのは難しいのですが、
作品の投稿数は少ない方だと思います。
「1行詩」「1000文字以下の詩篇等」「読書記録」はどれも4〜10篇程度です。
また、文章以外の創作について、絵や写真等、画像を貼ったブログや掲示板を
紹介できる「フリートーク」の掲示板もあります。
今いらっしゃるメンバーさんたちはそうした作品はないので
まだ外部サイトを紹介されてはいませんが、
紹介したいということであれば、むしろ大歓迎です。(*´꒳`*)
ご家族の介護とのこと、とても大変で時間を確保するのも難しいと思います。
可能な時だけご参加いただければ嬉しいです。
他にご質問はおありでしょうか。
よいお返事をお待ちしております。m(_ _)m
涼音さん、サークルへのお誘い、本当にありがとうございます。 私の作品を読んでくださった上でのこと、とても光栄に思います。
涼音さんのサークルの「感想の強制はありません」「巡回等の決まりはありません」といった自由な雰囲気には、とても魅力を感じています。
ぜひ前向きに検討したいのですが、正直にお伝えしますと、少しだけ迷っている点が2つあります。
1つは、私自身の事情です。実は、私の体調や家族の介護などもあり、また創作も文筆だけでなく、例えば絵など、その時々で少々変化があるので、「継続的に文芸作品を投稿する」というお約束は難しいかと思われます。
もう1つは、以前別の場所で、参加してみたところ全く想像と違う雰囲気の場所だったという経験がありまして…。サークルの掲示板などを、参加前に拝見することができないため、どんな雰囲気で、どのくらい活発に活動されているのかな、と少しだけ不安に感じております。
そこで、もしお気を悪くされなければ、お伺いしたいのですが…
まず、サークルの活動内容について、もう少し詳しく(例えば、月に大体何件くらいの投稿があるか、など)教えて頂くことは可能でしょうか?
その上で、先ほどお伝えしたような事情から、可能なときにだけ参加するような形でもご迷惑でなければ、ぜひ仲間に入れて頂けると嬉しいのですが、いかがでしょうか?
色々と不躾な質問をしてしまい、申し訳ありません。 お返事は、お手すきの時で全く構いませんので、もし宜しければ教えて下さい。
こちらの作品を拝読してからずっと考えていたのですが、
もしよろしかったら、私の運営するサークルにご参加いただけないでしょうか?
ある方からは「Lunaさんと二人でサークル作ったら良さそう」と言われていて
私もずっとお誘いしたかったのです。
新たにサークルを作ってと言われた訳ですが、今のサークルに
参加してくださっている方々もいらっしゃいますし
活動内容を知っていただいてお誘いするのが良いかと思いました。
詳しくは今日の日記にも書いてあります。
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1685875&aid=74847011
もちろんお気が進まなければ断っていただいて構いません。
これからもいちファンとして日記にお邪魔させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。<(_ _*)>
つぶやきLab.
https://www.nicotto.jp/user/circle/index?c_id=261743