8月20日「モスキートデー(蚊の日)」
- カテゴリ:ニコリーあつめ
- 2025/08/20 05:28:45
ミツバチを保護しました。
2025/08/20

保護した場所 | 大きさ | レア度 |
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ヒツジ学園 | 2.09cm | ![]() |
今日は「モスキートデー(蚊の日)」。
1897年(明治30年)のこの日、イギリスの細菌学者ロナルド・ロス(1857~1932年)が、ハマダラカ類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見した。
ロスは翌年の1898年(明治31年)に鳥を使った吸血感染実験により、ハマダラカがマラリアを媒介することを明らかにした。ロスはこの功績で1902年(明治35年)に第2回ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
「マラリア(malaria)」という単語は「悪い空気」という意味の古いイタリア語「mal aria」に由来する。蚊は英語で「モスキート(mosquito)」であり、この日は「World Mosquito Day」とも呼ばれる。
ハマダラカは世界におよそ460種が知られ、一般にマラリア原虫をヒトに媒介しているのは、そのうちの30~40種である。「ハマダラカ」という和名は、羽に白黒のまだら模様があることに由来する。
他の蚊の仲間と同様に、ハマダラカの生活環は卵・幼虫・蛹・成虫の4つのステージにより成り立っている。卵から蛹までは水中で過ごす。成虫になると、メスのハマダラカはマラリアの媒介者となる。