ため息が出るような美しい文字 ☆
- カテゴリ:日記
- 2025/08/23 14:18:03
今日、借りてた図書の返却日なので
図書館に返しに行ったのですけど・・
ホールでいろんな催しものをやっていて
遠目に飛び出す絵本みたいなものも展示してあるようだったので
何気に見によって見たのですけど・・
こんなの誰が買うの?と思えるような
巨大な飛び出す絵本など、いくつか珍しいものが展示してあって・・
最後の方にあったのが源氏物語絵巻の写し?の原本や
樋口一葉のたけくらべの原稿・・
以前、各地の神社仏閣を訪ねた際、思ったのですけど・・
なんでこんなに美しい古本を複写するなりしてもっと世に
展示しないのかしら?と。
子供の頃、父に連れられて、温泉地近くの古い大きな寺とかにも
地獄絵とはいえ、手書きの美しい?絵図がたくさん展示されてあって
こういった資料が世に出ないのってもったいないと何度感じたことか・・
今日見た源氏物語系や他の絵巻物の美しい彩色や
有名絵師の練習書きなども展示してあって、練習でも
素晴らしい才能と筆致で、絵の上手い人は江戸時代でも
本当に天才的にうまいのね、と感動・・
そして最後に感銘を受けたのが樋口一葉のたけくらべの手書き原稿・・
これは本物なのかコピーなのかわかりませんけど・・
見惚れるほどに文字が美しく・・
今まで手書き文字をこんなに美しいと感じたことないかもw
多分、ネット検索すれば出てくるのでしょうけど・・
直にみる美しさは感動もの・・
ゴッホやルノアールとかの絵の質感やオーラが
実物だと全然違うのと似通ってるかも・・
今まで達筆、と言われる書は神社仏閣含めて結構見てきていますけど
樋口一葉の文字ほど芸術的でため息が出るほど美しい文字は
見たことないかも・・
ああいった文字を書いていた日本人の感性・・
現代の文字の書き方をみると・・
昔の文字の書き方って色気すら感じますね・・
それに比べると今時の文字は無機質な感じで心や文字の背景を
感じるような芸術性が全くなく、残念かも・・
百人一首どか、ああいう崩した続き文字はかなり見慣れているのですけど
達筆だなあ、とは思うものの・・
美しいなあ、と感じたことはなかったかも^^
とにかく見惚れてしまう美しさでした。
書とかでも芸術的なものやステキなものって出てたりしますけど・・
今時の見せる、売る、という感耳でもなく、シンプルに美しい、と感じる文字って
初めてかもです^^
私は字が下手なので逆立ちしても真似すら出来ませんねw
その方に興味のある方はご存じなのかもしれませんが、
全く知りませんでした。
「字」って、その人を表すとよくいいますが、
ちゃらんぽらんな雰囲気の人なのに、字が美しいと、途端に人そのものを見直してしまったりとかの
経験はありますね~^^ 逆のパターンもあるのですが^^;
書道の先生の字でも、好きになれない字もあれば、名もない人なのに、なんとなく気にいってしまう字も
あります。
樋口一葉さんの字も見てみたいですね^^v