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トランプ氏、自分を批判するTVは免許取り上げも

●米ABC、人気の深夜トークショーを放送中止に カーク氏殺害事件めぐり (BBC)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c3e7nxwpd2no

●トランプ氏、自分を批判するテレビ局は免許取り上げられるべきかもしれないと 人気トーク番組の放送中止で (BBC)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cvg0p4evve7o



問題の経緯

ジミー・キンメル氏は16日、トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」の放送で、保守活動家のチャーリー・カーク氏の銃撃事件をめぐり、「MAGA(マガ=米国を再び偉大に)の連中がチャーリー・カークを殺害した若者を自分たちの仲間ではないと決めつけようと躍起になり、政治的な利益を得るためにあらゆる手段を講じ、米国は最悪の状況に陥った」と発言。カーク氏の支持者らを揶揄する発言をしたとして問題視された。

カーク氏を射殺したロビンソン容疑者は保守派のキリスト教徒で、両親はトランプ支持車(MAGA)だった。母親は「息子(容疑者)は政治的に左派に傾斜した」と証言している。ロビンソン容疑者はトランスジェンダーの恋人と同居中だった。

また、キンメル氏はカーク氏追悼のための半旗掲揚やトランプ大統領の反応も批判し、「これは友人の殺害を悼む大人の態度じゃない。これは金魚をなくして悲しむ4歳児の反応だ」と揶揄。

放送局を規制するFCC(連邦通信委員会)のブレンダン・カー委員長(トランプ大統領が任命)はキンメル氏の発言を非難。ABCテレビは17日、番組を無期限で休止すると発表した。

トランプ氏もこの動きを歓迎し、「自分に批判的な内容ばかり放送するテレビ局は放送免許を取り上げられるべきかもしれない」と発言した。


報道の自由は民主主義の根幹を支える重要な原則です。大統領が私的な理由で放送免許の停止を試みる行為は、言論の自由を保障する憲法や民主主義の価値観に反するとして、深刻な懸念を引き起こします。特に、今回のケースでは、トランプ氏の発言やFCC委員長の対応が、メディアへの圧力や検閲とみなされる可能性があり、法的・倫理的な問題が指摘されています。一方で、放送局の公共の利益義務を巡る議論や、発言の責任を問う声も存在し、複雑な問題であることが伺えます。


関連記事
米メディアが伝えるチャーリー・カーク銃撃犯の素顔と米国内の反応 (JPpress)
共和党員の両親のもとで育った容疑者がなぜMAGAに矛先向けたのか
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/90584

カーク氏殺害容疑者は「トランスジェンダー擁護」 (日経)
米当局訴追 左派傾斜、母親が証言
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91375090X10C25A9FF2000/

チャーリー・カーク氏暗殺犯、トランスジェンダーの恋人と同居…「明らかに左派」 (中央日報)
https://japanese.joins.com/JArticle/338699

情報BOX:司会者の言論の自由は侵害されたか、米人気トーク番組休止を巡る論点 (ロイター)
https://jp.reuters.com/world/us/B7QIQW3DAFI3JOA3UHT72ECE5I-2025-09-19/

米司会者ジミー・キンメル、保守系活動家射殺事件に関する発言の謝罪拒否 米メディア報じる (日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202509190000453.html

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