Nicotto Town



シシャモとシャケとサーモンと

ちょっと前に伝言板で「コンビニで焼きししゃもを見なくなった」旨つぶやいたが、その後も1回目にしたきり(もちろん買いました)

そんな中、Xで香山リカさんのリポストを目にする機会がありました。
精神科医としてメディアで活躍していた彼女は、立教大学教授を定年前にやめ、現在は北海道むかわ町穂別の診療所で僻地医療に携わりつつ、ネトウヨのクソリプにも小まめに対応しておられますが、リポストしたのは
「穂別のししゃもが3年連続の不漁」であるという記事。
おなじみのGrokさんに聞いたところ、
コンビニのおつまみコーナーから「焼きししゃも」が消えたの、寂しいですよね。私も最近気づいて気になってました。
だってよ。ほんまかいな?
不漁の原因は気候変動の影響が大きいようですが、今後は「子持ちししゃも」を食べることなんか、種の保全のために禁止されちゃうかもね。
代替品にカラフトシシャモがあるそうですが、食味・食感は結構違うらしいです。
シシャモの名はアイヌ語で「柳の葉の魚」を意味する「シュシュ・ハモ」に由来するそうですが、「鮭」に当たるアイヌ語は「カムイチェプ(神の魚」)」で、「シャケ」は「夏の食べ物」の意味を表す「サクイベ」「シャケンベ」に由来するんだとか(「裂ける」由来説も)
昨日の「モーニングショー」で
北海道の秋鮭漁が不漁で価格が高騰、一方で養殖のホワイト富士山サーモンが代替品として注目されている」
と伝えられていました。
じゃあ安心ですね、よかったよかった・・・とは言えないんですねぇ。
日本人のほとんどは「サーモン=鮭」と考えていると想います。「英語のほうがオシャレ」ぐらいなもんでしょう。
しかし、たとえば寿司ネタのサーモンは、鮭とは限らないんです。
Grokさんによると、寿司ネタのサーモンは
・アトランティックサーモン(ノルウェー産など、養殖が主流)
 :脂が乗っていて、生食に適している。
・サーモントラウト(ニジマスを海水で養殖したもの)
 :日本国内や海外で養殖され、鮭と遜色ない味わい。
の2つが多いそうです。鱒(マス)も結構使われているわけですが、英語で「トラウト」というと淡水魚のイメージが強いこともあって「サーモン」で統一しているらしいです。
上述の「ホワイト富士山サーモン」はニジマスを富士山の湧き水で育てたものだそうですから、サーモントラウトよりもトラウト寄り?
まあ、海原雄山や山岡士郎やGACKTでもなければ、「味が違う」とか「食えたもんじゃない」とかは言わないでしょうから、寿司ネタのサーモンは安泰かも。

しかし、北海道の秋鮭不漁の代わりになるのかというと、疑問です。
サーモンにはもう一種類ありますから。
・天然の鮭(紅鮭、キングサーモンなど)
 :ただし、天然ものは寄生虫のリスクから生食にはあまり使われず、燻製や焼き物として提供されることが多い。
北海道で不漁なのはまさにこれ。こちらがとれないと、塩鮭も石狩鍋も三平汁も高騰します。新巻鮭やイクラが高騰したら、日本の正月はどうなります?(イクラは人造のほうがプチプチして、植物性油でヘルシーかもしれませんが・・・)
焼ししゃもに続いて「鮭とば」が消える日も近い?




#日記広場:日記

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2025/09/27 17:00
> PiPi。さん
おそらくカラフトシシャモですね
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2025/09/23 21:51
ヨーカドーにはチンするシシャモ売ってるよ^^
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2025/09/23 18:06
ありがとうございます。
勉強になりました。



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