ホームタウン撤回も 2年後外国人82万人受け入れ
- カテゴリ:ニュース
- 2025/09/27 00:47:38
アフリカ・ホームタウン事業は氷山の一角…2年後に始まる「外国人82万人受け入れ計画」という移民政策のヤバさ (プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/102555
プレジデントオンラインの記事は、JICAの「アフリカ・ホームタウン事業」をきっかけに、日本の事実上の移民政策に警鐘を鳴らしています。
政府は「移民ではない」と否定していますが、これは公式に「移民」の定義を避けるための「ご飯論法」だと指摘。記事は、2027年から始まる新制度「育成就労」が、82万人の外国人受け入れを目標とし、実質的な移民政策であると強調します。
外国人労働者の受け入れは、人手不足を補うというより、企業の利益や政府の税収確保という「実利」が背景にあると分析。一方で、国民にとっては賃金が抑制されたり、文化摩擦や社会的分断が起きるデメリットがあると述べます。
記事は、外国人増加を「好ましい」とする国民が3割未満であることに触れ、国民に選択の機会がないまま、なし崩し的に移民政策が進んでいる現状に疑問を呈しています。今回のJICA事業への反発は、こうした不満の表れだと結論付けています。
国民が経済規模維持と社会の均質性保持のどちらを望むのか、明確な議論が必要だと訴えています。
政府が「移民」っていう言葉を避けてきたんは、世論が反発するんちゃうかっていう心配があったからや、言われてますわね。せやから、「技能実習生」とか「特定技能外国人」みたいな在留資格を作って、事実上、外国人の受け入れをこっそり進めてきたんですよ。
「アフリカホームタウン構想」の件で、JICAは「移民の受け入れとか特別なビザを出すとかいう情報は、事実とちゃうで」って言うてて、広まってる話は誤解やっていうスタンスやけど、一方でね、今年の1月には、JICAから民間業者に調査を頼む公示が出てるんです。その調査っていうんが、「日本の少子高齢化と地方の人手不足を、アフリカの国々(特にタンザニアとガーナ)からの人材を受け入れて解決する方法を探る」っていう目的やったんですって。
ほんでまた、国際移住機関(IOM)は、今回のTICAD(アフリカ開発会議)でJICAと一緒に「人の移動がつなぐ、アフリカ人財と日本企業がともに拓く未来」っていうシンポジウム開いて、「日本でのアフリカからの人材活用をもっと進めようや」って話し合ってはりますねん。
今回の「アフリカ ホームタウン構想」への世論の反発も結構デカくて、政府とJICAは構想を引っ込めざるを得んくなりましたけど、実質的にアフリカの労働者を受け入れるっていう方向性は、やっぱり変わってへんと考えられますわ。
関連記事
【国連IOM・JICA共催 TICAD9テーマ別イベント】シンポジウム「人の移動がつなぐ、アフリカ人財と日本企業がともに拓く未来」
https://japan.iom.int/event/TICAD9_sympodium#:~:text=%E6%9C%88%2023%E6%97%A5
「働き手の能力向上を」 外国人労働者巡り 国連機関トップ (毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20250821/k00/00m/030/198000c
「アフリカ人材歓迎を」 IOM事務局長 能力開発、重要 (毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20250825/ddm/007/030/067000c
1. 公示件名:アフリカ地域(広域)日本の地方部との連携によるアフリカ人材受入・育成のための情報収集・確認調査
https://www2.jica.go.jp/ja/announce/pdf/20250129_245925_1_02.pdf
「ホームタウン」撤回へ 「移民促進」誤情報で抗議殺到、異例の転換 (朝日新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/745aa8dba71e1a326967e8fa12635eec211bf72a
絶対に「移民」と言ってはいけない日本 アフリカ交流問題の本質はメディアと政治不信 (産経ニュース)
https://www.sankei.com/article/20250831-EKTAAEE2OJFXVIRA7LVS3N2FCI/
「育成就労」2027年4月から 外国人材受け入れ新制度 (共同)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a59cd96e6727e61bf80882f6ceca8a55af601f8