渥美半島の先端まで
- カテゴリ:日記
- 2025/09/27 20:51:26
胡適の「胡適自伝」が読みたくて、探したら名古屋の鶴舞図書館か浜松の城北図書館、でなきれば田原市の渥美図書館に行くしかないということで、悩んでたら、息子が車を出してくれるというので、遠路はるばる渥美半島の先端まで、
1940年ころ出た本なので、どこの図書館も貸出は禁止。
渥美図書館は、さらにそれに輪をかけて、寄贈図書室にそれがあるとのこと。
ま、まさかと思っていたけど、寄贈図書室というのは、申請して図書館の人が鍵を開けてくれてやっと入れるという特別なやつだった。
当然、入室者の名簿に日時、名前を書くというものだった!
寄贈というよりか、寄贈者の自宅の書斎をそのままに再現したような、とんでもない代物だった。大学の教授室を天井まで本で一杯にしたような。
寄贈者は、なんと杉浦明平さん。イタリア・ルネサンスの研究者で、岩波文庫の「レオナルド・ダ・ビンチの手記」とか「ミケランジェロの手紙」の訳者。
児童文学だと、「ピノキオ」とか「クオレ」はこの方が翻訳したもの。
その書斎を再現したようなものの中で、彼の蔵書を読ませてもらうというのは、なかなかの興奮。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1332632443