Nicotto Town



なりすます気あんのかメール

先週のテレ朝「グッド!モーニング」で、「国勢調査かたる偽メール相次ぐ:という話題を取り上げてたんですが、街頭インタビューで

「これじゃ本物だと思っちゃいますね」みたいに答えていることに衝撃を感じました。
なぜかというと、
そのメールなら、最初に届いたときから全部、ニフティに通報しまくってるぞ!」
というものだったから。
だってさあ、しばらく前から通報しまくっていた、amazonなどをかたるメールと共通点が多すぎたんだもん(^^;)

何と言っても、差出人のメールアドレス。
日本の企業や官庁なのに、ソフトバンクの携帯アドレスや外国のドメイン(.cnなど)から発信してきてたら、それだけで怪しいでしょ?
題名に【重要】【緊急】【最終通告】みたいなのがつくのも大概怪しい。

AIの進化の賜物か、日本語の怪しさは大分薄まってきましたが、それでも「各位国民の皆様」「重要のお知らせ」みたいなのが混じることもあります。
金融機関や通販会社などの場合。「◯◯様」と登録名で呼びかけているかどうかは、判断の決め手の一つ。(ただし、なりすましメールで登録名が書かれている場合には、個人情報流出の疑いも)
本文でいうと、期限を切って、焦ってリンクを踏ませようという魂胆が見え見えです。
国勢調査の場合は、発信日のうちに回答しろと迫ってきます。もちろん翌日にはなぜか期限が1日後に設定されてたのが届きます。
しかも、最初は期限まで回答しないと「50万円以下の罰金(法律上gは正しいらしいです)」だけだったのが、「オンラインで回答すると特典」(最初「全員」→後に「先着順」)と変わってきます。今週になったら「オンライン限定」でしか答えられないと言ってきました。
ちなみにamazonではプライム会員更新を促すタイプもありますが、回避が月500円! なぜか正規料金より100円お得になっています。

あまりに雑ななりすましなので、
「ひょっとして、リンクを踏んだら「な・り・す・ま・し」とか出て、高いセキュリティソフト売りつけるつもり?」
と思ってしまいましたが、実際には偽の国勢調査サイトに誘導。個人認証のためとメールアドレス入力させられ、住所や電話番号はじめ個人情報盗みまくりらしいです。
皆様、ご用心ください。

さて、Grokさんによれば。なりすましメールの差出人アドレスでは「.cn」の他に「.ru」というドメイン名が多いそうです。
つまり。中国とロシアのドメインですね。
そう聞くと「サイバーテロだ」「国家ぐるみの犯罪だ」といきり立つ人もいるかもしれませんが・・・事実は違うようです。
Grokさんによれば、
 .cnや.ruドメインは取得費用が安い(年間数百円~1000円程度)で、.jp(3000~5000円)と比べると格安。
なので、世界中で利用されているらしいんですね。中には日本の企業や団体でも初期経費節約のため利用している場合もあるそうな。
まあ、人を騙す目的の詐欺集団なら、高くても「.jp」を使ったほうがいいんでないの、と思いますけど、アドレスから疑ってかかるようなヤカラではなく、疑うことを知らない純朴なユーザーだけ相手にしたいのかもしれませんね。
詐欺集団が節約のために使ったドメインが、嫌中・嫌ロ感情を煽ってしまう、という副次的な効果もあるようです。


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2025/10/03 08:31
なりすましが検索トップに上がるのも何故かなあと・・・



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