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草津町「虚偽の性被害」事件、元町議に有罪判決

●草津「虚偽の性被害」告発事件、元町議の女性に執行猶予付き有罪判決 黒岩町長「通り魔事件と同じ」 (弁護士ドットコムニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9ff9ad68b3ac9cea97da345c28b0db708f3fb3?page=1

●「レイプの町と言われることは許せなかった」元町議に有罪 群馬・黒岩信忠草津町長が会見 (産経ニュース)
https://www.sankei.com/article/20250929-AUDKDKIAWBPQLNESH2UJJZWPTQ/

●加害者扱いされたが…「謝ってくれれば、許す」 黒岩信忠氏インタビュー 群馬県草津町長 (産経ニュース)
https://www.sankei.com/article/20250929-4T6BDIHX5ZDLTKL4HQHBJACT2A/



元草津町議の新井祥子被告人が、黒岩信忠町長との肉体関係について虚偽の告発をしたとして、名誉毀損と虚偽告訴の罪に問われ、前橋地裁は懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した(2025年9月29日)。


新井祥子氏による虚偽告発と、その擁護者たちの問題点について

1. 擁護の背景:#MeToo運動の影響
新井祥子さん(元草津町議)が黒岩信忠町長に性加害を訴えた際、政治家や市民団体、メディアの多くが彼女を支持しました。その背景には、当時広がっていた#MeToo運動の影響があり、「性被害を訴える女性の声はまず信じるべきだ」という考え方が強く根付いていたことが挙げられます。

この風潮の中では、告発者の言葉を疑うこと自体が避けられがちで、証拠の検証よりも感情的な擁護が優先される場面が多く見られました。新井さんの「町長室での強制わいせつ」という告発も、十分な裏付けがないまま広まり、結果として冤罪が助長されてしまったのです。

2. 擁護者の具体的な動きと背景

・政治家・政党の関与
左派系の政党や団体は、新井さんの主張を「女性差別への抵抗」と位置づけ、草津町議会による除名処分を「セカンドレイプ」と批判しました。こうした左派系の勢力は、告発者の立場を「弱者」として強調する傾向があり、相手側の証言や事実確認が後回しにされることも少なくありませんでした。

裁判で新井さんの虚偽が明らかになった後も、謝罪を避けたり責任を曖昧にするような発言が見られました。

・市民団体・フェミニストの動き
一部のフェミニストの方々は、新井さんを支持し、草津町に対する不買運動や抗議活動を呼びかけました。「性被害を訴える女性の声を疑うことは加害者を擁護することになる」という考えに基づいて行動されていたため、証拠の不十分さにはあまり触れられませんでした。

その結果、草津町の観光業は大きな打撃を受けましたが、判決が確定した後も、町長や町民への謝罪はほとんど見られず、沈黙や言い訳が続いています。

・メディアの報道姿勢
一部の報道機関は、新井さんの告発をセンセーショナルに取り上げ、黒岩町長の反論を十分に検証することなく報道を広めました。外国特派員協会での記者会見も世界的に拡散されましたが、後になって裏付けの不足が問題視されるようになりました。町長ご本人は、この一連の被害を「テロ同然」と表現されています。

3. 告発の動機:時間湯制度廃止への反発

新井さんが虚偽の告発に至った背景には、草津町の伝統的な入浴法「時間湯」の湯長制度が廃止されたことへの反発があると見られています。彼女はNPO法人「草津湯治の会」の副理事長を務めており、時間湯関係者との間に深い利害関係がありました。

黒岩町長が2019年、医師法違反の恐れなどを理由に制度の廃止を決定したことで、町内に対立が生じ、新井さんや支援者(中澤康治議員など)は町長の辞任を狙って告発を仕掛けた可能性が高いとされています。

告発内容は当初、「町長を好きになり、肉体関係を持った」といった自白調でしたが、後に「強制わいせつ」へと変化し、裁判では主張が二転三転しました。この点も、報復目的による作為性を示していると考えられます。

4. 告発の政治的利用と構造的な矛盾

電子書籍ライターの飯塚玲児さんは、新井さんの証言をもとに時間湯制度批判を軸とした書籍を出版しました。制度復活を求める動きも見られ、出版取り下げの条件として県知事に復活提言のメールを送るなど、告発が制度廃止撤回のための政治的な手段として使われた形跡があります。

新井さんの主張は、町長室の構造(ガラス張りで外から見える、隣室との近さ)や証拠音声(犯行の存在を否定する内容)から見ても、当初から無理があるものでした。それにもかかわらず、社会的な風潮に乗じて拡散されたことが、動機の悪質さを際立たせています。

5. この事件が示す教訓

この事件は、性被害の告発を扱う際には、感情だけでなく事実確認を丁寧に行うことの大切さを改めて教えてくれます。黒岩町長の一貫した否定が最終的に証明されたにもかかわらず、擁護者たちの政治的・イデオロギー的な偏りが「一方的な加害者像」を作り上げてしまいました。

裁判で虚偽が認定された今、擁護側には「性被害者の声を疑ってはいけない」と盲目的に優先したことへの冷静な振り返りが求められています。しかし現状では、社会的な責任が曖昧なまま残っているように感じられます。


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草津町を「セカンドレイプの町」と呼んだフェミニストらの横暴を許すな 黒岩信忠(群馬県草津町長) (産経ニュース)
https://www.sankei.com/article/20230417-WFKNBTPHDJGYXEMVUUKL5F34H4/?outputType=theme_monthly-seiron

「町長室での性被害」 虚偽の告白騒動はなぜ起きたのか? 草津町の現地取材で見えてきたこと (弁護士ドットコムニュース)
https://www.bengo4.com/c_1009/n_17639/




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