消費税下げるにはレジシステム改修に時間が
- カテゴリ:日記
- 2025/11/09 00:47:43
・・・という言葉が新首相の答弁にも。
「財源ガー」だけでは、対米や軍拡の大盤振舞と辻褄が合いませんからね。
全くの嘘とは言いません。
消費税廃止推しのYoutuberも、レジメーカーの友人の話として
「得意先に出向いて改修するには、数カ月はかかるそうだ」
と言ってました。
小規模のスーパー程度なら一晩で済む作業でも、広範囲のお得意さんを回るとなると、マンパワーつまりじゃエンジニアの不足がネックになるそうです。臨時に人材を募集するには補助金が必要になるかもしれません。
一方で、店の従業員が調整できる場合や、レジが最新式でスマホやパソコン、プリンタのようなファームウェア更新で改修できる場合には、それほどの時間はかからないはずです。
まあ、マンパワー不足はたしかに問題ですが、懸命な皆様はお気づきでしょう。そんな大変なシステム改修を、この30年間で3回もやり遂げているのです。
消費税導入のときは、対応レジを普及させるだけで簡単だったかもしれませんが、3%→5%→8%→10%と引き上げるとき、「大変だから」という話はなかったはずです。特に最後のは「一部8%を残して10%に」という面倒な改修だったはずですが・・・
そんなに面倒だったら、いっそ消費税を恒久的に廃止するのが一番です。Grokさんに聞いても、それなら消費税の設定を消すだけで済むらしいです。まあ、消費税廃止ガチ勢がまだまだ少数という現状では難しいですが。
現実には減税するかどうか、政府の「やる気の問題」というか「やらない気の問題」ですね。
さて、日本以外の国では、コロナ禍などを機に消費税(に当たる税)を引き下げたケースが多いですが、つい最近引き下げを行ったのがインドです。8月15日の独立記念日に首相が予告、9月3日に正式決定されて、22日から運用開始。なんと決定から開始までわずか19日の早技!
インドだから「魔術」を使ったのか、と思いきや、Grokさんによれば
これは「魔術」ではなく、デジタル化されたGSTシステムの強みによるもの。事前予告があったため、企業側も即座に動けました。
ということです。
簡単に言うと、インドでは消費税に当たるGSTを導入する際の混乱を教訓に、POSシステムなどのオンライン化を進めたため、税率変更のファームウェア更新が数時間~数日間で終了したそうです。
そして、たちまち日用品分野の売上は10~15%向上したんですって。
折しも、先日GDPランキングでインドは世界第4位に。かつてアメリカに次ぐ2位だった日本は第5位に転落してしまいました。
見習うべきところは見習った方がいいんじゃないの?

























やる気はあるけれど時間が掛かるのは致し方ない。
と言うのであれば、1日でも早く着手すべきで、去年にスタートしておけば今頃は減税を出来ていたはず。
「時間は掛かるけれどやります」と答弁すれば良いのです。
実際選挙前はほとんどの党が消費税減税を公約にしていたのですし。
減税を公約にし当選。連立与党になると違うことをやり始める維新や、誰が首相になっても変わらない自民党。高市氏でも出来ないのであれば自民党には期待出来ませんよね。