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外国人の検挙率は日本人の1.72倍!?

先日の国会で、日本保守党参院議員の質問に警察庁刑事局長が

こう答弁したそうです。
https://www.sankei.com/article/20251120-5JOX4FZXZVH3JBDCDG6TWLI2FE/
これを知ったハイガイおじさんたちは鬼の首を取ったように大喜び。
短期滞在の外国人や入管法関連の件数は除外しての計算だそうで、日本に定住している人という意味では、条件を揃えての比較ではあるようです。

でも、ちょっとモヤッとしません?
日本人の全人口には、子どもや要介護の高齢者や障がい者など、犯罪を実行しにくい人もいるでしょう?
そのような「物理的に犯罪を起こしにくい人」を除いたらどうなるか、Grokさんに試算してもらいました。
 ◯日本人
 0〜14歳(乳幼児・児童) 約11%(1,300万人)
 75歳以上(高齢者)    約15%(1,800万人)
 重度要介護者・施設入所者 約3%(350万人)
 合計           約29%(3,450万人)
◯在留外国人(短期除く)
0〜14歳 約3.5%
15〜64歳 約88%(圧倒的多数)
65歳以上 約8.5%
つまり、外国人の分母は「ほぼ全員が犯罪可能年齢層」です。年齢構成を補正した試算例(簡易版)
・日本人の「15〜64歳」人口 ≈ 7,100万人
・2024年の日本人検挙数22.6万人をこの層に絞ると仮定しても(実際は高齢者も少し含む)、
 日本人検挙率 ≈ 0.318%
・外国人(短期除く)0.323% 
あれれれれ、ほぼ変わらなくなってしまいましたよ!
厳密に計算すると日本人の方が若干上回る可能性だって、ないとも言い切れないかも。
しかも、万引きなど軽微な事件での場合には「通報バイアス」というものがあるようです。
コンビニやスーパーで万引き → 日本人高校生だと「親呼び出し+警察沙汰にはしない」で終わるケースが非常に多い  
同じ行為を外国人技能実習生や留学生がすると、店側が「言葉が通じない」「身元がはっきりしない」という理由で110番通報する確率が圧倒的に高い  
結果、外国人の検挙数は「同じ行為でも記録に残りやすい」

これはまた、外国人の不起訴率の高さにもつながっているかもしれませんね。

いずれにせよ、政治家のなすべきことは、こういうデータで排外主義を煽ることではなく、なぜ犯罪が起きるのかを背景を考え、対策を講じることですよね。
北村先生、行列初期メンバーの中ではまともな方に見えてたのにねぇ。残るは住田先生だけか・・・


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