Nicotto Town


悠遠の夢語


3. 断片

0. 終わりの始まり。
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1687093&aid=75043911

1. 霧
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1687093&aid=75047243

2. 孤独な二人
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1687093&aid=75052066

「Lycorisってさ、好きでも無いのにコーヒーを良く飲んでいるよね」

「僕はコーヒーが好きだよ、コーヒーとタバコは大人のハッピーセットってバイトの先輩が言ってた。」

「そのわりに、凄い砂糖入れて飲むよね。」

「それは人の自由だろ」


「あ、レアドロだ。」
「じゃあ必要無いならお互いに売って折半だね」
「おうよ」



「Lycorisってさ、なんでお酒を飲むの?」

「見たくない物が多すぎる。」

「タバコの量も飲酒の量も、さすがにほっとくわけにはいかない。」

「善処するよ。」


「お、レア出た。」
「売上折半だな」
「◯◯何もしてなくね…?だから折半は無し。」



「もしも僕が◯◯を裏切ったらどうする?」

「やっぱりそうなったか、って思うよ」

「信用されてないか」

「Lycorisが私を裏切るって言う信用をしてる。」




「予定調和だね」

「本当にそれでいいの」

「まぁ、信用してたから。」

「じゃあ、ここまでだなあ」

「これからだよ、Lycorisは私に出来なかった事をしてくれる。」

「私にそこまでの能力は無いよ」

「Lycorisは何一つ捨てられない人だから」

「そんな私に捨てられた◯◯が何いってんのさ」

「私にとって信じるって言う事は、その人になら裏切られても良いって思う事だったからね。」

「なら、そうさせてもらう。」

「あ、でも約束してほしい事があるんだけど良い?」

「内容による。」

「長生きしてほしい。」

「酷なお願いだけど、受け入れるよ。」

「後もう一つ」

「なに」

「自己犠牲で人助けするのはやめて欲しい」

「別に誰か助けてるつもりもないし、自分を犠牲にしてるつもりはない。」

「そっか、じゃあ後は私の事はちゃんと捨ててね」

「まぁ、現状を見りゃそれはもうわかりきってるんじゃないかな」

「そうかな」

「じゃあ、お別れだなあ」

「もう十分、お互いに語り合ったからね。」

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