魚は遠のき、死者と走る
- カテゴリ:日記
- 2025/12/08 02:26:10
先月に閉店してしまった、あるいて10分そこそこの近隣のペットショップ。
それなりのレベルのアクアコーナーが入っていたので、非常に重宝していたので大変な痛手です。
とは言え、車やバイクに乗れば15分以内でたどり着ける場所にも、魚と爬虫類/両生類をメインに扱う大型店があるので、まあ仕方がないので今後はそちらを利用しようかと考えていました。
ところが。
一昨日くらいでしたかね。他にはお魚ショップはないのかなと近隣の店をネットで検索をしていたら、その過程で衝撃の事実が。たまたまその今後に利用しようとしていた店のサイトが出てきたので見て見たら。。。
当店は、11月16日をもって閉店致します。
最悪だ。。。
数日違いで、私の生活圏内で頼ることが出来る、たったふたつのお魚ショップが閉店してしまいました。
他に、魚を含めてペットを扱う店が近隣にないのかと言えば、なくはない。車で10分~15分以内くらいのところに、2件あります。しかしそれらは、ホームセンターやショッピングセンターの一角に、申し訳程度に設けられたような店で、質も内容もペットショップを語れるようなものではなく、単に生き物を売っているだけの店です。
餌だの薬だのは、どこの店で買っても既製品を買うだけなので問題はありません。なんならアマゾンでも良いわけです。しかし、お魚や水草などを入手することはもちろん、飼育に関する相談をしたり情報入手をするのも店舗の重要な役割になるので、そういうことがあまり望めないわけです。
これは困ったことになりました。お魚の入手自体は頻繁に行うわけではないので、必要に応じて遠出もアリですが、相当な遠出になってしまうことと、やはり頻繁に通って色々と目にする中で、次に迎えるお魚を決めるというプロセスがあるわけで。そしてなにより、相談相手がいなくなるというのは、素人飼育者としては本当に痛い。
どうしよう。。。
閑話休題
昨日、リレーマラソンというものに出てきました。
リレーという名の通り、数名のメンバーで順番に走るのですが、今回は5時間耐久です。と言ってもメンバーが7人もいるので、1.5㎞のコースを一人6回くらい走るだけです。トータル9㎞ですから、普通に考えれば走ったというほどの距離でもありません。
ですが。。。
もう水泳に完全転向して4年くらいになりますので、足が長距離走に耐えられるスタミナを失っております。数日前からチョロッと走ったりしましたが、まあキツイ。水泳はしておりますので、心肺機能や全体的なスタミナは何も問題ないのですが、足が動かない。。。
そして3周目あたりからは、もう足のあちこちの健が痛み始めて、それをかばって走るから増々疲労する。
タイム的にも、しっかりは計っていませんが、1.5km を7分半から8分近くかけて走っていました。
遅すぎる。。。
マラソンメインだったころであれば、1.5㎞の走り切りなど、余裕で5分台半ばで走れていたはずです。
まあでも。
改めて、やっぱり走るのは気持ちいいなとも思いました。
まだ足の痛みは抜けきらないのですが、落ち着いたらまた走ろうかなと思っています。今までも、ちょっと走ろうかなと何度も思ってはいたものの、なんとなくきっかけがなく走らずじまいでした。今回のことが良いきっかけです。ジョギングから始めようと思います。来年のシーズンには、フルとは言わないけれどハーフくらいは走れるようにしたいなと思います。
そんなこんなのマラソンですが、今回のマラソン大会は、別の意味で私の中では特別な機会でした。
ちょうど1年ほど前。
私がマラソンを始めて間もないころからのマラソン仲間が、亡くなってしまいました。まだ60代だったのですが、とあるマラソン大会に参加して走っている最中の心臓発作でした。
私が初めて走ったフルマラソンは、河口湖と西湖を周回する富士山マラソンという大会で、もちろん現地で前泊をしないと出場できない大会ですが、そこに私と、亡くなった彼と、マラソン仲間のリーダーの3人で出場をしたのですね。
普段の生活で何かを共にすることはありませんでしたが、私としては思い入れのある人だったので、葬式では久しぶりに号泣していしまったことを良く覚えています。
だから、今回。
大会の会場で、彼のことを思い出して空を見上げました。
いつもリレーマラソンで一緒に走っていたように、今日も一緒に走ろう。
私が、いまさらもう一度、ジョギングからでも走りなおそうと思ったのは、単にやっぱり走りたいなと感じた個人的な気分が半分です。でももう半分は、あの富士山マラソンを、彼のことを思い出しながら、もう一度走りたいと思ったからでもあります。
富士山マラソンは、河口湖と西湖をつなぐ部分に長い強烈な激坂があり、河口湖から西湖に向かう道程では登りとなり、多くのファンランナーは耐え切れずに途中で歩き出してしまいます。逆に西湖から河口湖に向かう道程は激しい下りとなり、走り降りるスピードを抑えきれないため、むしろスピードが出ないようにノロノロと走ることになりがちなコースを抱えています。そんな感じなので、とにかくタイムの出ない大会でした。
当時の私は、初めてのフルマラソンとは言え、そもそもが相当に走り込んではいましたので、そんなタイムの出ない大会でいきなり3時間半ばで完走をして、まだ余裕たっぷりという感じでした。しかし今からこれをまた走るとなると、それなりの練習をしないと惨めな結果になってしまいそうです。
でも、やっぱり。
自分自身の気持ちとしても、もういちど彼と一緒にという気持ちとしても、やっぱり走りたいな。。。
そういうことなので、衣装ケースの奥から引っ張り出した懐かしいランニングウェア何着かを、とりあえず洗濯しました。足が落ち着いたら、これを着て徐々に走るようにしようかなと思います。まあ来年の富士山マラソンは厳しい気がしますので、再来年かな。子供たちが大学に通いはじめ、大幅に手がかからなくなったこのタイミングというのも何かの巡り合わせなのでしょう。
寒い夜に、白い息を吐きながら走っていた頃のことが記憶に蘇ります。
お酒も今週から一気に減らしました。
人生いろいろだなw
ではまた。
























