漆黒のプリンセス
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/12/16 20:20:39
私は、黒髪を持って生まれてしまった忌み子。
この世界は髪色によって得意な魔法が違う。
鮮やかな赤色や紅だと炎。
青色、紺色は水。
黄色、は光。
茶色は土。
と言った具合に。
私の髪色の黒は……
『闇の色』そして『魔女の子孫』
この色は、全てを飲み込む色として忌み嫌われている。
対照的に白色の髪は、神様からの祝福。全てを癒す魔法として重宝されている。
私の妹は……
絹のように柔らかな白髪を持って生まれた。
私は、大きな屋敷の物置のような薄暗い部屋に押し込まれた。
唯一私の話し相手をしてくれたのは乳母のマーサだけ。
私の名前は"スコタディ・ヘカテー"
苗字は母方のもの。
母の先祖は魔女だったと聞いている。
魔女は混沌をもたらした、と世界で放っているが、先祖から受け継がれている物語では、全てを受け止めて、この世の均衡をとったと言い伝えられている。
母もかつては魔女だった。
だか、父と婚約してから魔力を私に受け継がれたとか。
その影響で、産みの母は私を出産すると同時に亡くなった。
父は母を考える暇もなく仕事をがむしゃらにしていた。それだけ、母を愛していたと思う。
そして……
父が再婚して、新しい継母が家にやってきた。
最初の頃はまだよかったと思う。
だけど、妹が生まれた。
そして、この家に亀裂が走った。


























あわわわ……
そんな感想めっっっちゃ嬉しいです!
がんばります!
その存在がもたらす運命やいかに?!
続きが楽しみですね(☆▽☆)
闇ならではの深遠さが深いつながりや安らぎを生む力もきっとあるので
漆黒のプリンセスにもどうか幸あれと祈っております♪