そして高級なものはやっぱり「希少」であったり「時間」がかかっていたり色々な理由があるのだと思う。

と考えると、安価な食品よりも無くなってしまう可能性が高いと感じてしまう。

そうなってくると、もしも私がとてつもなく美味しい高級な食べ物に出会って「1ヶ月に1回これ食べたい」ってなった場合に、それがある日無くなってしまったら私はわりと3日くらい寝込むと思う。

後は私は舌があまり良いとは言えないので、安価な物でも満足出来るのだ。

そう思うと私は、高級なお肉を少し食べるよりも安いお肉を沢山食べる方が向いてるなぁって思う。

私が料理を始めたきっかけは節約の為だったけれど、今は安価な食材でも自分の味覚にあった物が作れる。

それに尽きるのだ。

だから食に関しては、私は質よりも量を取る。

けれど友人関係では真逆になる。

私は友人関係は狭く深い方が好きなのだ。

理由としてはそもそも私が大勢の人をある程度理解するのには時間がかかりすぎる事にある。

それは逆の立場でも言える事であって、私と仲良くしてくれている方は無自覚か自覚してか私を知ろうとしてくれている。

だからこそ、私はそういった人の前では心を許す事が出来て砕けた感じの人間になる。

広く浅くの友好関係を否定するつもりはない、けれども私の場合は広く浅くの付き合いをしてた時は困った時は誰も助けてはくれなかった。

そして一人一人を大切に出来ていたかどうか、それも大切に出来ていなかった。

人間関係において友人の数は自分のキャパシティに合わせないと、きっと何処かで齟齬が生じると思っているのだ。

だから私は、多くも少なくともない現状の自分のキャパシティに見合った人間関係で過ごせている今に満足している。

ついでにグラム100円の豚バラ肉と白菜で作るミルフィーユ鍋も安いのに美味しすぎて満足している。

それだけのお話。